波止場にて 投稿者:クリス 投稿日:2000/10/07(Sat) 00:08
なんとかカロンの群から逃げ出したクリスは、C−ポセイドンに渡るために、C−アトランティス最大の港、ドーバーに来ていた。祭りで騒がしいゼフィロスから、歩いて数時間というところか。
クワトロアンカーとの間には、ドラゴンの口のような弧状の半島があり、その口の部分をドーバー海峡と言う。港町ドーバーは半島の先にある。
船が出るということ以外は、取り立ててなにもないこの町は、ゼフィロス祭のせいで、さらに寂れた町になっていた。
港を見渡す丘の上に立つと、クリスの足下を潮風が駆け抜けていく。
港の向こうには、どこまでも続く蒼い海が広がっていた。
「まってて・・・フェイちゃん!あたしが助けるわぁ!」
−クリスはクワトロアンカー行きの切符を手に入れた−
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ってことで、さっさと大陸に渡っちゃいましょう。
メモ 投稿者:ガル 投稿日:2000/10/07(Sat) 01:32
部屋中に広がっていた荷物もまとめ終わり、ガルの滞在していた一室は、元のこざっぱりとした部屋に戻っていた。
「これでよしっ!」
扉の前に仁王立ちし、小さなゴミ一つ落ちていない部屋中を見回すとガルは満足げにうなずく。
「立つ鳥、跡を濁さず! よっしゃ、これで心置きなく旅立てるってもんや」
以外に律義な一面を見せたガルは、ズボンのポケットから一枚の紙切れを取り出すと、それをベットの上へと乗せ部屋を後にした。
誰もいなくなった部屋。隣からはナイフ発見に喜ぶステフとシリンの声が壁越しに聞こえてくる。
さて、部屋に一つ残された紙には、少々汚い文字で…
『すまんがちょっと寄り道するさかい先に出発するわ。C−ポセイドンで合おう! ガルデュン』
…との短い走り書きが。
連絡手段も行き先も書いていないそのメモは、後でシリンのナイフ発見を聞いて悔しがる事になるガルの、しばしの別れを告げていた。
−−−−−−−−−−−−−−−
ガル、私用でちょっとパーティー抜け。
海底都市に居る間に戻ってくるので、消さないでね(汗)
あと、他の書き込みに出さないでね。
海を疾駆する風 投稿者:アールセキン(宗一郎) 投稿日:2000/10/08(Sun) 00:21
現在アールセキンはちょうどクリスの後を追うようにドーバーからクワトロアンカーに掛けての海域を移動していた。
と言っても船ではない。海上を猛ダッシュで疾走しているのだ。
片方の足が水に乗っている間にもう片方の足を前に出せば、決して沈むことはないという『裏紳士流歩法』の一つである。
彼はある程度走ると、くるりと向きを変えて別の方向へと突っ走る。その動きはちょうどなにかを探しているように見える。
と、目の前の海が不自然に波立つ。
水飛沫を上げながら、巨大な首が海中より現れた。
死霊海竜(ボーンサーペント)。
サーペントが白骨しただけの姿だが、その実サーペントと違い、攻撃魔法をぽこぽこ乱射してくる厄介なクリーチャーだ。
「こっちは急いでいるんですよ」
アールセキンは言うとともに跳びあがった。凄まじい跳躍力で一瞬にして死霊海竜の顔の目の前に来ると、右手をいつもの手刀の形に構えた。
「裏紳士流 陀亜滋輪!!!!」
円を描くような動きで、竜の眉間に向かって手刀を振り下ろす。
ぴしっ、と骨の裂ける音がした。そして、アールセキンが海面に着地すると同時に、死霊海竜がばらばらに砕けた。
「雑魚の相手をしている暇はないんですよ」
と言いながらも、足は既に前へ向かっている。
出てくるときの同じように水飛沫を上げながら、海へと沈んでいく骨の残骸の脇を抜け、アールセキンを疾走する。
と、進む先にひとつの影を見つけた。
「ガレイ船ですか?」
その薄汚れた大型船を見てアールセキンはつい古代ローマ時代の奴隷船の名を思い出した。
一応、客船であるそれに対して、ガレイ船というのはいかにも失礼な話ではあるが、そう言わしめるだけの雰囲気をその船は持っていた。
(とりあえず、中に入って乗客から情報収集と行きますか)
アールセキンは考えをまとめると、多少肉体に負荷がかかる亜音速程度のスピードで一気に近寄り、その勢いを利用して舳先に飛び乗った。
とりあえず、船員に見られていないか辺りを見まわす。
と、一人の剣士と目が合った。ずいぶんと、美しい顔つきの女性だが、明らかに不審そうな目でこちらを見ている。
とりあえず、警戒心を解いてもらうために、笑みを浮かべてみる。が、アールセキンの薄っぺらな笑みは相手の警戒心を強化するのに抜群の効果を発揮したようだ。
警戒心をあらわにした鋭い視線で、品定めをするようにじろじろと見まわされる。
「おぬし何者じゃ」
彼女が口を開いた。
「お初にお目にかかります。私、謎の紳士『リチャード・アールセキン』と申します。別段、怪しい者ではありませんのでお気になさらぬよう」
「おぬしほど怪しげな男が他のおるか!!!」
アールセキンの一言により二人の溝は決定的となった。
これが、アールセキンとサナリとの最初の出会いである。
クワトロアンカーだ! 投稿者:クリス 投稿日:2000/10/08(Sun) 01:45
「クワトロアンカ〜クワトロアンカ〜。忘れ物にご注意してくださ〜い。終点、クワトロアンカ〜」
連絡船「ロドリゲス号」の船内スピーカーから、気の抜けた船長の声が流れた。
航海はどうやら無事に終わったようだ。
やがて軽い衝撃が船体をふるわせると、クリスは船を下りた。
どこまでも続く船と人の群。
ポセイドンの首都に相応しいにぎわいである。
「はて?フェイちゃんはどこにいるのかしらぁ〜」
とりあえずクワトロアンカーに着きさえすれば、フェイに会えると思っていたクリスは、出迎えもなにもないので、小首を傾げた。
「とりあえずぅ・・・お買い物かしらね☆?」
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ぱっぱっと、着いてしまったクリス。
さて、これからどーしようかなー
とりあえずおわかれね 投稿者:アピア 投稿日:2000/10/08(Sun) 03:13
「ったく……よくここまで壊せたもんね」
アピアが不満を漏らしながら、柄だけになった村雨――だったもの――を見ている。
「しょうがないだろ……」
「そりゃぁ、ラグナレクなんて食らっちゃったら……仕方ないわねぇ……」
柄を道具入れに入れ、溜息一つ。
「これ、修理してくるから暫く預かるわよ」
「なおるのか?」
「直すのよ!あたしの最高傑作をなくすわけには行かないわよ!」
意味ありげにガッツポーズをとる。
「じゃあ私は自分の工房に帰って直してくるから、それまで辛抱しててね!」
それだけ言うと、ムサシの返事も待たずに部屋から出て行くアピアであった。
と思えば、いきなり戻ってくる。
「あ、これステフとの約束で創った武器。彼女に渡しておいてね」
ムサシに渡すと、さっきと同じ勢いで出て行く。
「へぇ……武器ねぇ……」
手にとって眺める。
頭に大きな水晶がついている、普通の杖にしか見えない。
「これ……なんだろ……ん?」
水晶の部分に『ステフ以外見るなの説明書』と書かれた紙が張ってある。
「むぅ……ステフに渡しておくか……」
さすがに見るわけにもいかず、素直に渡すことにするムサシだった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
アピアの別れかた、えらく簡単です(爆)
きゃっしゅでぃすぺんさー 投稿者:マイナリス=グリム(みゅーく) 投稿日:2000/10/08(Sun) 04:16
ぽてっ
ごんっ
「あうっ」
異空間から捨てられる様に吐き出されたマイナが初めて目にした物は、奇妙な煌きだった。
なにやら頭にくわんくわんと響く衝撃に涙をにじませながら、頭をさする。
どうやら頭を激突させた相手は、地面だった様だ。
泣きたい気分ではあるが、さっきの煌きがなんだったのか、好奇心の方が優った。
「あうぅっ……さっきの、なにかなぁ〜……」
周りを見渡す。
何やら青を基調としたデザインの建物が多い気がするが、目的の物は見当たらない。
ふと、自分の影に違和感を覚える。
とっさに、マイナは上を見上げた。
「……きれい〜〜♪」
「うわ〜……」
マイナは、上を見上げながら歩いていた。
天に輝くは、全ての恵みの源たる太陽では無く、その煌きを乱反射させている海水――海だ。
その不安定な揺らめきを、マイナは飽きる事無く眺めつづけていた。
良く見れば歩く地面も、所々にヒトデや貝殻が転がっている。
ここは、C−ポセイドンの海底都市の一つ、『エーギル』。
海上の艦上都市とは、ポセイドンの首都からしか出入りできず、
しかも過去のとある事件の為にかなりチェックが厳しくなっているので、
マイナのようなハッカー達が海底都市に入る事は、ほぼあり得ないとされている。
艦上都市はともかく、海底都市は秩序守られた世界となっているのだ。
――で、なぜにマイナがここには入れているかと言うと、ゼフィロスのナイフイベントのおかげであった。
マイナが好奇心だけで飛びこんだワープの先は、『エーギル』に繋がっていた
と言うわけなのだ。
『エーギル』は首都からはかなり離れた所だが、かなり大きめなので、それなりに活気のある都市だ。
ただ、アドベンチャラーはさすがにゼフィロスほど多くは無い。
上を見上げつつも、人にぶつかる事無く歩ける程度に、大通りはすいていた。
くきゅぅるぅぅ
オナカがなる。
芸が細かいことである。
空腹時に、このような音がなるように設定でもされているのだろうか?
ともかくマイナは、空腹にオナカを抱え、食べ物を探し始めた。
――と、おいしそうなニオイが漂ってくる。
いつも通り(笑)盗むつもりで入ったそのお店は、ゼフィロスほど甘くは無かった。
『ぴー、イラッシャイマセ』
「あうっ!?」
『お一人様デスネ?御注文ヲドウゾ……』
さすがに対処に困るマイナ。
全てがデジタルなのだ。
目の前には、大きな箱があるだけ。そこから声が聞こえて来ているのだ。
「えっと、お菓子、くれる……?」
恐る恐る聞いてみる。
『ハイ、ドノ程度タベラレマスカ?』
「……えっと、い、イッパイ欲しいな……」
『デハ、オ先ニオ会計ヲオ願イシマス。
駄菓子詰合セ、10セットデ20Gニナリマス。』
………………
マイナには、どうしようもない。
先に物が出てきたならば、お金を払わずに、と言う事も出来るのだが、
先払いでは手も足も出ない。
「……えっと、お金、無い。これじゃだめ?」
宝石を取り出す。
『現金以外ハ、受ケ付ケテオリマセン。
換金機ニテ、換金ノ後、マタノゴ利用をオ待チシテオリマス。』
機械音声は、あっけなく拒否した。
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エーギルについては、こっちをどうぞ。
http://www.pandaemonium.net/menu/devil/aegir.html
二人の今後 投稿者:ルフィー(神永 緒忍) 投稿日:2000/10/09(Mon) 17:55
ルフィーとセピアの部屋。荷造りを終えた二人はルフィーのベットに腰掛けて話し始めた。
「ねえ、姉さん。私たちはこのあとどうする?」
「どうするって・・・みんなと一緒にポセイドンに行くつもりじゃないの? ルフィーは。」
「えーと、ちょっと迷ってる。 また、今回のような事になるのは嫌だから・・・・・確かに、マイナのことは心配だけど・・・でも・・」
「でも、どうしたの?」
「人と、人と・・戦うのは怖いの・・・。ここに来るまでの冒険では戦いの相手は魔物が多かったから・・・」
「じゃあ、行かないの? でも、どこに行っても悪い人はいるかもしれないのよ? それが怖くて冒険なんてできる?」
「でも・・・・・・・・でも・・・・・・・・」
思わず、下を向いてしまったルフィー。しばし、二人のあいだに沈黙が流れる。もう、5分ほど足っただろうか、ルフィーが口を開いた。
「でも、やっぱりみんなと一緒に行く。今まで、こんなにたくさんの仲間と冒険したことなんてなかったし、
みんな大事な仲間だから、マイナも。」
「じゃあ、私たちも行きましょうか。」
二人は荷物を持ち、部屋を出た。するとそこには中島がいた。
「おお、ルフィー殿に、セピア殿も。いよいよ旅立つのか。」
「はい、私たちもポセイドンに向かいます。中島さんたちはどうなさるのですか?」
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また、こんなところで止めてみます。
ということで、ルフィー達もポセイドンに向かいますが・・・・
会得 投稿者:クリス 投稿日:2000/10/10(Tue) 01:41
「鑑定屋さーん?」
「ほいほい」
「これ、見ていただけますぅ?」
クリスが差し出したのは、一個の金のサークレット。
すでに黄から奪い取ったようだ。
鑑定屋は、サークレットをじろじろと眺めると、徐に手のひらを翳した!
「・・・なんか怪しい霊媒師みたい」
ぽつりっと、クリスがつぶやく。
「くっくっく!怪しさでは負けてないぞ!」
「そうじゃのう。ヘルに怪しさで負けるヤツは、そーそーいないじゃろ」
「・・・変なやつらだ・・・」
一同が好き勝手なことを言ってる間、鑑定屋のほうは、なんとかなったようだ。
「むむ!これは無くなった女魔術師の霊がついとる!」
くわっ!と目を見開いて、鑑定屋は叫んだ。
「ノリがいいわねぇ」
鑑定屋に100Gを渡し、サークレットは無事、クリスの物となった。
「ほら、礼金の2万G」
「こ、こんなにもらっていいのか?」
驚く黄爺さん。そりゃまーそーだろ
「いいのよ。別に・・・これは恩人の形見だから・・・」
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よっしゃ、形見ゲットぉ!でも、プリズナーシールドは使えないんだろーなぁ(^^;
自分は… 投稿者:中島上等兵(グルタミン) 投稿日:2000/10/10(Tue) 15:51
中島上等兵はルフィーの問いかけに迷うことなく答えた。
「自分は、セピア殿に従うと決めているものでありますから」
中島上等兵はセピアが自分を従えてゆくのであればそれに従
うし、新たな任務を与えられればそれに従う。そう結論してい
た。
中島上等兵はセピアに向き直った。
「自分に…」
しかし中島上等兵は次の言葉がみつからなかった。
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またこんなところで止めてみたり。
パーティ 投稿者:ラスファー(砂時計) 投稿日:2000/10/10(Tue) 23:04
ラスファーはベッドに座って一人悩んでいた。
(このままあの人たちについて行けば・・・僕は安心して冒険ができる・・・。でも、そんなんじゃ僕は強くなれない・・・)
ラスファーの目的は一応「賢者」になると言う目的もある。
(・・・やっぱりあの人達について行こう・・・!強くなるのはまだまだ後でも十分できるから・・・)
ラスファーは心の中で強く決心した。
すると突然、ドアをノックする音が聞こえた。
トントン
「!あ、はい?」
「あ、ラスファーさぁん?ちょっと入っていいですかぁ?」
「あ、どうぞ」
ノックをしたのはシリンであった。
「どうしたんですか?」
シリンは笑顔であった。
「これを見てくださぁい♪」
するとシリンはゼフィロスのナイフを取り出した。
「・・・あ!これってゼフィロスのナイフじゃ!?」
どうやらシリンは皆にナイフを見せまわってるらしく、ラスファーに見せるのが最後だったらしい。
「どうやって手に入れたんですか?」
「なんだかナイフが消えた時に私の背中になにか冷たいものがあると思って見たらこのナイフだったんですぅ♪」
「え・・・?す、すごいですね・・・(^^;」
「じゃあもうみんなにこのナイフを見せたので部屋に戻りますぅ」
「あ、ちょっと待ってください」
ラスファーは部屋に戻ろうとするシリンを引き止めた。
どうやらパーティについて行かせてもらうように頼むらしい。
「ほえぇ?」
「あの、僕もシリンさん達と一緒に・・・その・・・冒険をしたいのですが・・・。だから・・・その・・・僕もパーティに加えてもらえないでしょうか・・・?」
ラスファーはシリンからどんな答えが出るかは予想はつかなかった。しかしシリンの回答ははるかに予想外だった。
「ほえぇ?何を言ってるんですかぁ?ラスファーさんも早く荷造りをしないといけませんよぉ。早くしないとステフさんが怒りますよぉ。それじゃあ私は部屋に戻りますからぁ♪」
「え・・・(^^;?」
バタン
「・・・(^^;」
(ついて行っていいのかな・・・(^^;?)
・・・と言う具合でラスファーはパーティに加わった。
今回も相変わらずのシリンでした。
怪しい男 投稿者:サナリ 投稿日:2000/10/10(Tue) 23:23
不意に男の姿が目に入った。
その男は自らを謎の紳士と名のって儂の前に立っていた。
怪しいモノではないとはいっておるがこの男ほど怪しい人物は
いない。
さてどうしたものか・・・。
「お主が何をしたいかは解らぬが、儂等にかまう必要はあるまい?儂は気分が悪いのじゃ、用があるならほかの者に聞くがよかろう。」
薄っぺらな男の笑みを鼻であしらって儂は男の前から立ち去ろうとするのだが・・・。
「お嬢さん、それは困ります。私は貴方に聞いているのですよ?」
離れていた男の姿が儂のすぐ目の前にある。
「少し、お時間をいただけませんか?お嬢さん。」
紳士となのる男はスッと儂の前に手を差しのばす。
「・・・・・。」
怪しい上にしつこい男じゃ・・・。
「何故儂に聞くのじゃ・・・?他を当たれと言っておろうに・・。」
最悪の船旅で気分が悪い上に、怪しい男・・何故儂はこのような眼にあうのか・・・。
男の手を振り払って儂は先へ進む。
「困りましたねぇ・・私、この海域にはあまり詳しくないのですよ・・・ですからこの船の行く先をと思ったのですが・・。」
男はわざとらしく肩をがっくりと落としてみせる。
「それは儂も同じじゃ、航路が知りたいのならばこの船の船長にでも聞けばよいだろう?」
「私はこの船に乗り込んだときに目に映った貴方の姿がどうしても忘れられないのですよ。」
へらへらしてはいるが、内心どう思っているか等想像が付くのじゃが・・・やれやれ・・。
「・・・・紳士殿、それがお主のやり方なのかな?」
「御気分を害されましたか?私は決してそのようなつもりで言ったのではないのですが?」
薄っぺらな笑顔のままの男。
「はぁ・・^^:儂の他にも女性はおるじゃろう・・・儂ではなく他の者に言ってくれぬか紳士殿。」
疲れが溜まって儂はその場で溜息をつく。
「おやおや・・・レディーがはしたない・・・私が風の当たる場所にでもお連れしましょうか?」
歩み寄ってきた男が儂の肩に手を触れる。
ボワッ・・・・・
男の手が触れた瞬間儂の体は煙のように四散していく・・。
そして本物の儂は既に男から遠く離れ、船室に入るところである。
「・・!!!!?」
顔は相変わらず笑っていた男だが明らかに先程とは違った笑い顔だ。
「折角じゃが、遠慮させていただこう。風の良く当たる場所がこの船の外以外にあるとは思えぬからな。」
バタン!
船室のドアが閉められその場に1人残された男。
「・・・分身・・ですか・・なかなか興味深いお嬢さんですね・・・。」
そう言った男の表情は先程までのモノとは違い、何か新しい楽しみを見つけたような・・実に生き生きした表情に変わっているのであった・・・。
=============================
ヘル君以降初めての別キャラとの絡みですね^^
この後の展開がとても楽しみです。
謎の紳士、アールセキン殿
今作はいかがだったでしょうか?
お後はヨロシクお願いします。<ペコリ
(私としては是非とも裏紳士歩法を伝授していただきたいです^^:)
最終書き込み 投稿者:アレイク(うなぎ) 投稿日:2000/10/11(Wed) 00:15
ある者は一人旅立ち、ある者は姿を消し、ある者はパーティを組んだまま出発の準備に追われる。
旅立ちの時。新たなる世界への期待や不安が皆の心を占めていた。
そんな中、ここに人知れず旅立つ者がいる。
「私は、何のために冒険を続けてきたのだろう‥‥」
眼前に広がる砂の大地。地平線の遥か彼方、その先は大海へと繋がっている。
正義の名のもとに始めたハッカー狩り。それはいつしか殺戮遊戯へと変わっていた。
龍尾との戦いで味わった敗北感が彼にそれを気づかしめたのだ。
この先何を目的に冒険を続けようか。その目的を探すのもまた一つの冒険である。
アレイクは一つの言葉すら残さずに人知れず旅立つ。
真の正義を求めてこの世界をさ迷い歩くのだ。
砂煙に隠されてゆくその姿はひとつの黒点となり、砂の海へと消えて行った。
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ちと中途半端ですが、アレイクはいつか黒ちゃんバージョンとなって戻ってまいります。
アディオス!
セピアの新たなる命令 投稿者:セピア(かっちん) 投稿日:2000/10/11(Wed) 10:03
中島上等兵はセピアに向き直った。
「自分に…」
しかし中島上等兵は次の言葉がみつからなかった。
戸惑う仕草の中島上等兵にセピアは笑顔で応えた。
「中島上等兵殿に
ポセイドンに旅するセピアとルフイーの警護を命じます。」
この言葉を聞いて中島上等兵の不安そうな顔が晴れて元気ないつもの中島上等兵に戻っていた。
「自分はセピア殿とルフィー殿を守るためにポセイドンに同行するであります」
セピアが中島上等兵に尋ねた。
「上等兵殿の相棒ロッキー どこにいるのかしら?」
**********************************************************************************
というわけで今後のセピアをルフイーさんに委ねます。
ルフィーさん、セピアをよろしくお願いします。
中島上等兵殿もセピアをよろしくフォローしてください。
その他のメンバーみなさんもセピアをよろしくお願いします。
フセ○ン営業中 投稿者:トム 投稿日:2000/10/11(Wed) 12:43
「フ、フ、フハ、フハ、フハ、フハハハ、フハハハハハハ!!!!」
「そうだぉねっ、そう云うプレイなんだぬるぇっ!!」
頭はちょっとアフロ気味だった。ステテコは少し焦げている。クリスの放った魔法を、ちょっと何かと勘違いしているようだ。
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァァァァァ!!!」
「どこどぅぁいっ、どこどぅぁいっ!!!」
樹海をモーゼの如く突っ切っていく。だが、走れば走るほどクリスとは全然反対の方向へ突っ走って行く。
「そこぉぉぉぉぉぉっっ!!!」
一瞬。
茂みの中の物音に反応し、手を突っ込んだ。
「クギェッ!!」
掴んでいたのは、クリスの細く綺麗な白い腕とは似ても似つかぬ、脂ぎった中年の首だった。
髪はコテコテの7:3分け。
がっしりした鼻の下にはたっぷり髭をたくわえている。
太い眉。
大きいギョロ目。
オリエンタルな顔をしている。
「なんじゃあぁぁこりゃぁぁぁ!!!」
ロッキーは得体の知れないおっさんをそのままワンハンドチョークスラムにもっていこうとした時、
「まってけれ〜」
情け無い叫び声に手を放し、ベちゃっと地面に落した。
「いきなりデリ〜トすることはにぃ〜でしょお〜」
「キサマゥァッ!朝は4本、昼は2本、夜は3本の足で歩くような牝を見なかったくぁっ!!!!」
「だんなぁ、それ人って言いませんか?」
「そうらろぱっ!!!!」
「人捜しでしたら、何か買って頂けたら御手伝いしやすぜぇ〜」
怪しげなオヤジは背負っていた巨大なリュック型格納庫から武器やら敷物やら看板を出しながら語り出した。
「あっし武器商人の「布施・ジェット・シン」って云いますけどにぃ。愛称は布施シンだにぃ。布施リンでもいいです。
何か『龍尾』って組織が襲撃されたみたいでにぃ、結構押されていて、そこの連中が強力な武器を大量に欲しがっているという噂があったんでござんすよ。
そこで、ビックな商売のチャンスという事ではりきってはいたんですが、何せこの辺の樹海は深くて深くて、迷っていたところですにぃ。
金ぴかの兄さん、この辺にそれらしいものは何か無かったですかにィ。」
「ぼ、ぼ、ぼ、僕の名は"ムービースター"ロッキー・メイビアなんだな。お、お、お、おむすびがほしいんだな。」
「あっしが扱っているのは武器だけで、食料品は扱っていないにィ。
多角経営は規模がもう少し大きくなってからと考えているにィ。」
「はっ、そうらっ!布施シンは「クリス」は売っているのかっっっっ!!!!」
「「クリス」ってなんざんすか?もしかして人ですかにィ。人身売買は手掛けてにぃです。健全経営がモットーですからにィ、危ない橋は渡らんです。それよりも武器の方を見て下せぇ〜。」
看板には大きく
「エクスカリバー・ロンギヌス・グングニル・マサムネ等 有名ブランド90%オフ」
と書かれていた。
「ワチシ等は、冒険者の方々に、安全に冒険を楽しんで頂く為に、又、近年のハッカー増加への対策として、御奉仕価格でお売りしているですにィ〜。
見て下せぇ〜、御客様はこんな喜びの声を寄せていらっしゃるにぃ。」
布施シンはロッキーに何かの雑誌の裏表紙を見せた。
*******************
「卸問屋を一切仲介しない、脅威の直仕入れルートが実現させる戦慄の低価格!!
独自の調達方法で他社の追随を許さない唯我独尊の品揃え!!!」
「ラグナロックを装備した場合
バリヤバっすよー!!俺、まだレベル5なんだけど、イベントクリーチャー秒殺コイちゃいましたよ〜。
いや、そん時はクラーケンとタイマンだったんすけど。いくらなんでもレベル5じゃ無理だろーってネ、でも何ていうか、勢いでガーッといっちゃったら、勝っていたみたいな。
それからが、もう、凄いっすよ!!!生きる伝説っていうかぁ英雄扱い?豪勢な飯は出るわ、モテまくるわのVIP待遇で大変、大変。布施シン様様、ラグナロック様様で、コリャもう手放せませんね〜。 (戦士/21歳)」
「ミストルティンを装備した場合
前まで、ゴブリンも満足に倒せない、パーティーの足手まといのサエナイ僕でした。でも、この広告を見て、運命的なものを感じ、自分を変えるチャンスだと即購入。そして、それから僕の人生は一気に好転しました!
戦闘では、みんなから「僧侶のくせに特攻隊長」と呼ばれるほど活躍するようになり、その御蔭で精神的自信がついてきたのか、パーティー内では自然とリーダー的存在となっていて、遂には、パーティーの中では高嶺の花で、僕なんかとても、と思っていた人から告白されました。これも全てミストルティンの御蔭で、足を向けては寝れません。 (僧侶/18歳)」
一部抜粋。
なお、体験者のプライバシーは硬く保護されております。
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購入者の顔写真も一緒に載ってはいたが、ピクセルが荒く、小さくて判りずらい上に、目のところに黒い線が引かれていた。
陳列してある武器は、そこら辺で普通に売っている物に、色を塗って、「えくすかりばー」とか油性ペンで武器名を書きこまれていた。
「じゃあ、このバリューセット下さい。」
「毎度ッ!」
「あ、領収書は中島でお願いします。真ん中の中に、小島の島で。」
領収書の額は70000Gだった。
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保存にしくじって...これtake2です
武器屋のオヤジを駆使して何とか合流させます。
短すぎる書き込み 投稿者:ブラック(砂時計) 投稿日:2000/10/11(Wed) 20:07
クリスが形見が戻ってきて喜んでいる時にブラックは静かに立ち上がった。
「お?犬?何処へ行くんじゃ?」
「・・・ちょっと外へ散歩へ行ってくるだけだ・・・」
「ほう、そうか」
そう言うとブラックは鑑定屋から出て行った。
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はい、ブラックは単独行動に出ました。