刺客 投稿者:サナリ 投稿日:2000/09/27(Wed) 21:26
リィィィ・・・・・・・・ン・・
振動が全身に伝わる。
ジワリジワリと体に広がる微弱な電流のような感覚は。
徐々にその強さを増していく。
「どうした?」
リィィィィィィィン・・・!!
儂の手の中の「宝」が鳴き声を上げているのだ・・・。
「・・・・・。」
宝を手に儂は深呼吸をして辺りを見渡した。
「何処を見ている。」
目の前にいるこの男を相手にしている暇などない。
宝が・・七宝刀が鳴いている・・・。
リィィィィ・・・・ン
ビリビリと空気が震え、耳が痛むほどの音で七宝刀は鳴き続ける
「・・小僧、この場から離れた方が良いぞ。」
全身の神経を集中して、儂は教会の中心に立った。
「何を言っている、この音は何なんだ、答えろ。」
儂の名を知る男は儂の言葉を変な形で受け取っているようだ。
「今は、お主にかまっている暇など無い。早くこの場から立ち去るのじゃ・・・・。」
奴らが現れる、儂にはそれが至極当然の事だった。
この七宝刀を狙って奴らは襲ってくる・・・。
奪われた宝を取り戻しに差し向けられる奴らを相手に・・儂は今よりずっと以前から戦ってきた・・・。
そうやって戦っていく内に、この七宝刀には「眼」があることが解った。
七宝刀の眼は儂を狙う輩の臭いや気配を感じ、それを儂に伝えてくれるのだ・・・。
この眼の前では、いかなる手段を持ってしても姿を隠すことはできない。
「・・来る・・・。」
リィィィィィ・・・・ン!!
手に持った七宝刀が今までよりも更に大きな音を出した・・・。
ドォォォォォォォォン!!!
頭上・・教会の天井が火を上げながら崩れ去る。
パチパチパチ・・・
頭上から火の粉が降り注ぎ・・・光る雨の中で儂はそのまま半壊した頭上を睨みつけた。
「来たか・・・下郎の輩め・・・・。」
変態めぇ〜(T_T) 投稿者:クリス 投稿日:2000/09/28(Thu) 03:05
ドサ・・・・・
いきなりピンキひじきが襲ってきたと思ったら、次の瞬間にはもうどこだか分からないところまで連れてこられていた。
さっきまでにこやかに笑っていたフェイちゃんの姿も無く、へらへらとき○がいの如く笑うロッキーがいるのみ。
クリスは、ロッキーに地面に投げ出された。
「くぉら!てめー!元のところに戻せぃ!」
地声まるだしで叫ぶクリスだが、ロッキーは「にょほほ〜」とどこかに「お出かけ」していてまるで相手にならない。
さっきまで割と近代的な龍尾のビルだったが、ここは鬱蒼とした原始的な森の広がる、どこだか分からないところだった。
なんだか今にも恐竜が出てきそうな。
「戻してぇ〜!!!!・・・・・」
クリスちゃんは、女の子の声で悲痛な叫びを上げた。
結構余裕あるじゃん(笑)
****************************
ファイナルアンサーにOKだしたロッキー
果たしてどーなる?(笑)
そして爺は大海に浮かぶ・・・ 投稿者:黄鷲全 投稿日:2000/09/28(Thu) 03:11
どこまでも青いC-ポセイドンの海原。
黄は術で道具アプリ「金斗雲」を出して、海原から少し浮きながら、のんきに釣りをしていた。
竿は如意金虎槍を、糸は特製の道具アプリ「硬線烈」を。
もっとも餌はなにもないため、なーんにも釣れる様子は無かったが。
・・・洞窟から脱出して、はや数時間。
黄はずーとこの調子だった・・・。
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「金斗雲」・・・黄だけが搭乗可能な黄色い雲。飛べる
「硬線烈」・・・ただの硬くて切れないピアノ線
しばらくのんびり
シリン復活 投稿者:ラスファー(砂時計) 投稿日:2000/09/28(Thu) 19:50
シリンを発見し、すぐに回復させてシリンはようやく復活した。しかしその時近くの壁が吹き飛んだ。
「!?」
壁が吹き飛んだのはどうやら何者かの仕業だった。その崩れた壁の向こうから何者かの影が現れた。
「誰や!?」
その影は近づいてきて、姿がはっきり分かるようになった。
「ほぇ〜、クリーチャーですねぇ」
「くりーちゃー?」
どこから迷い込んだのか分かりもしないクリーチャーが目の前にいたのだ。
「なんでこないな奴がこんな別荘の中迷っとんねん!?そもそもこの別荘にもぐりこめたんが分からんわ」
クリーチャーにツッコミを入れるガル。
「とりあえず片付てくれる?」
「そうやな。まぁ早いこと片付けるわ」
かなりの余裕を見せるアピアとガルの会話。
「そんなんで大丈夫なんですか・・・?あまり油断しない方がいいのでは・・・?」
「大丈夫やラスファー。こんなもんすぐに終わらせる」
なにがなんだかわけの分からないクリーチャー。
クリーチャーはただ外に出ようと頑張っているだけなのに倒される運命になってしまうのでしょうか・・・?
――――――――――――――――――――――――――――
うう・・・クリーチャーを出してしまいました・・・。
全然話が進まないのでなんとかして進めましたが・・・。
なんかこの書き込みダメっぽいな・・・。
刺客2 投稿者:ヘル(JOHAN) 投稿日:2000/09/28(Thu) 23:32
「俺は貴様に聞かねばならんことがある!ここで引き下がるわけにはいかんのだ!さあ、答えろ、貴様は何者だ!」
「言っておろう。今は答えている暇はない。そして答えるつもりもない、とな。」
言いながら、サナリは辺りに視線を飛ばす。
「もういい。力ずくでも・・・?!」
扉を蹴破って、黒い影が飛び込んでくる。影はヘルを跳ね飛ばし、サナリの方へと一直線に向かっていく。
「ち!」
影はサナリのとっさの一太刀をスウッとかわし、サナリの後ろに回り込む。反応したサナリの方は、後ろに飛んで距離を測っていた。
「女、刀を返してもらおうか。」
振り返った男は、真っ黒な装束に身を包み、鉤爪をつけた忍者のようだった。動きからして、もちろんただの忍者ではないだろうが。
「そうはいかぬ。返して欲しくばワシを切るんじゃな。」
サナリは動揺した様子もなく、静かに刀を構える。
「ふん、ならば死ね!」
先ほど以上のスピードで、忍者がサナリに襲いかかる。
「・・・。」
ガキン、と乾いた音を立て、倒れたのは忍者だった。もはや戦闘不能となった忍者を見下ろし、サナリは刀を鞘に収める。
「やるならば、初めの一撃でしかけておく出来じゃったな。」
突然の邪魔者に、ヘルはわけもわからず立ちすくむ。
「一体・・・。」
その時、ヘルは後ろに気配を感じた。
「!」
「女、このボンクラがどうなってもいいのか?」
サナリが舌打ちしてヘルと、それを人質に取るもう一人の忍者とを睨みつける。忍者はヘルの首のあたりに刀を当て、じりじりとサナリに詰め寄る。
「逃げろと言ったはずだぞ、小僧。」
フン、とヘルが鼻で笑う。
「必要ないな。こいつらはツメが甘すぎる。」
言うなりヘルは忍者を背負い投げで地面に叩きつけ、頭を鷲掴みにして吊り上げる。
「エキスパンド・アビス・ラン。」
忍者が黒い光線に飲み込まれ、ドサリと地面に転がる。
「殺せるうちに、殺しておくべきだったな。くっくっく。」
ヘルが忍者の頭を踏みつける。
「追われているんだな、貴様は。」
サナリは答えない。
「俺はどうやら、大きな勘違いをしていたようだ。」
_____________________________
うーん、わからん。サナリさん、続きどうぞ。俺こいつら
よくわからなくなってきた。
そして・・・ 投稿者:ヘル(JOHAN) 投稿日:2000/09/29(Fri) 02:37
「小僧、そやつらをカロンに。」
サナリは刀を納めて歩き出す。ヘルの真横を通り過ぎ、教会のドアを開け放つ。心地よい風が教会を吹き抜け、ヘルはローブを払って振り返る。
「行くんだな・・もう止めはしない。武運を祈る。」
サナリは振り返りもせず、ただ一瞬立ち止まっただけで、ヘルの言葉も終わらぬうちに歩き出していた。ヘルも少し口を歪め、
自嘲気味な笑みをもらす。
「俺のしてきたことはなんだったんだろうな。」
サナリ。仲間を殺したハッカー達を見つけるための、唯一の手がかり。彼女を追ってのこの旅も、今や何の意味もなさなくなった。おそらく彼女は、ヘルの力など借りたいとも思わないだろう。今までもずっと、そうして旅してきたに違いない。そしてきっと、これからも。ハッカーを追って。
「かなわんな。」
珍しく独り言が多くなる。教会を出、外を眺める。サナリの姿はもう見えない。
「俺の旅もこれで終わりだな・・・俺なんかが追わずとも、あの女なら、何とかするだろう。むしろ俺は、足手まといか。」
向き直り、教会へと戻る。
「俺の役目は、こいつらをカロンに突き出すこと、か。」
気を失っている忍者たちが丁度よく持っていたロープでそれらを縛り上げ、引きずったまま外へ出る。
「暇に・・・なるな・・・。」
ヘルの目は、いつもとは違った脱力感に支配されていた。
之ヲ適宣釈放シテ可ナリ(8年、ヤマト陸軍歩兵学校編『対龍尾戦闘法ノ研究』) 投稿者:中島上等兵(グルタミン) 投稿日:2000/09/29(Fri) 16:28
戦闘不能に至らしめた敵兵を武装解除の後、数珠繋ぎにして
一階まで連行する一行。いまだ意識の朦朧としている敵兵もい
るが、おおむね戦意を喪失しているようだ。
そもそも、ここの人民服の敵兵は、クリーチャーではない。
龍尾の幹部は組織本体から派遣されてきた者だが、末端の兵
士はゼフィロス住民の中で身体の頑健なる青年男子が強制的に
徴発されて兵士とされているに他ならない。
こういった兵士は、以前から問題視されており、ヤマトの帝
国陸軍でも制圧した地域における住民に対する強制的な徴発は
禁止されている。が、これら人民服姿の龍尾兵士は、新兵教育
も充分に受けないまま、それなりの武器を与えられて配置され
た者で、士気が低いのは否めない。
龍尾では、督戦隊を組織して背後から強制的に戦闘に当たら
せていたようで、どう考えてもセピア班側から攻撃したとは思
えない傷を負っているものもいる。
稀に、拳銃などを隠し持っているものがあるので、武装解除
したとはいえ、一応は全員の腕を縛って反抗できないようにし
て連行する。
一行は、敵敗残兵を特に何事も無く一階まで連行した。
「ここからは貴様らの自由だ。二度と干戈交えることなきよう
住民として、生産に労働に勤しむように」
中島上等兵は簡単に訓示をして敵敗残兵を解放した。
ルフィーが不安そうにそれを見ているが、中島上等兵はこれ
ら敵敗残兵を家に返すのがもっとも適当な処置であると確信し
ている。
敵敗残兵は感謝を表したりしながら、去ってゆく。
「それで、シリン救出という目的はどうするのですか?」
ほぼ全ての敵敗残兵を追放した段階で一息の後、セピアが問
うた。
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☆設定的に問題があれば指摘してください。
展開につまってきたので、とりあえず建物から出てみました。
これで安心?上等兵? 投稿者:シリン=ダー(みねの) 投稿日:2000/09/29(Fri) 17:41
「あれ?でもこの小さいドラゴン、何処かで見たことがあるような……」
迷い込んできたクリーチャー――ドラゴンを見て、ステフが首を傾げた。
「あ、わかったですぅ♪この子、セピアさんのドラゴンさんじゃないですかぁ?」
「あ、そう言えば!こいつビットやないか!」
セピア達について別荘に入ったビットだったが、戦闘の最中に人民服達に追われ、セピア達とはぐれていたのである。
「皆さん、そのクリーチャーのこと知っていらっしゃるんですか?」
「ああ。こいつはおれ達の仲間のドラゴンなんだ」
「そうなんですか。危うく攻撃してしまうところでしたね」
「あっ、あれ見て!当のセピア達が外で何かやってるわよ!」
アピアに指摘されて、一同が廊下の窓から外を見ると、丁度セピア達が人民服にされていた住民達を解放したところだった。
ビットは主人の姿を見つけ、一目散にセピアの方に向かって飛んでいく。それで、セピア側でもアピア達の一行に気付いたようだ。
「あ、中島さーん、こないだはどうして試合やめちゃったんですか〜?」
事態を全然飲み込んでいないシリンは、窓から乗り出して思い切り手を振った。
「おお、あそこにおわすはシリン殿!どうやらガルデュン殿達は無事にシリン殿発見に成功したようでありますな!」
「セピア!シリンと、あともう一人奴等に捕まっていた奴を助けたぜ!これからそっちに行くから!」
「わかったわ!まだ元気な人民服が残っているかもしれないから、気を付けてね!」
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さて、取り敢えず、セピア側とシリン側のコンタクトは取れたというわけで。
恐らくシリンは脱出になるでしょうが、ムサシ達の方に行きたい人は行って良いよ〜。
何をしていたかというと 投稿者:朴哲周(グルタミン) 投稿日:2000/09/29(Fri) 21:31
黄緑色の人民服に、深紅の階級章。龍尾のおそらく中堅幹部
クラスが居酒屋で飲んでいる。
同じ店内の、お互いには見ることのできないボックスに朴は
いた。ともにいるのは、債務者の18歳くらいの女冒険者だ。
中々の美少女である。
朴が合図すると、女は人民服の中堅幹部が会食しているボッ
クスに行った。
「ねぇ、おじさまたち、えらいんでしょ。その赤い階級章、そ
のへんのとは違うよね」
美少女に声をかけられて嫌な男はいない。
「ん…まぁ、君はなんだ?」
「うん…ヒマしてるから、おじさまたちと一緒にお食事したい
なぁ、なんて」
(18歳未満も参加するゲームなので中略)
その場になって女は急に抵抗しだした。
「やめて! 食事するだけっていったじゃない!」
勿論、そういう流れにもっていったのはその女自身である。
文字通り、身を賭しての行動だが、複利で約24800Gの債
務を負わされている身としては、朴に指示されればやらざるを
得ない。
ともかく、人民服は鬼畜道を地で行く行為に及ぼうとした。
「ここまできて駄目はねぇだろ! な、君からよってきたんだ
から! わたし力もお金もある。大人しく…」
その瞬間、朴が物陰から飛び出してきた。
フラッシュが光る。
「な、何者!」
(中略)
「わたしの方は黙っててあげるから、24000Gこの人に渡
して頂戴」
これも予定されていた科白だ。朴は、貸し倒れは看過しない。
が、どのみち、ゼニさえ取り立ててればいい。
「よし、あんたはもう行っていいよ」
朴が女に言う。女はマージンとして金貨で5%の1200Gを
渡され、去ってゆく。
「さて、俺のほうはこれで話がついたわけじゃねぇぞ」
「そんな、24000時Gで…」
「ダボがぁ! それはあのコへの示談金だろが」
「で、どうしろと…」
「これは事件なんだよな。こういう事件はなぁ、ハッカーじゃ
ないけど、クラッキング行為として処罰されんだよな」
「しかし、今、示談金を…」
「ん、確かにこの手の事件は親告罪(注)だからな。だがな、
俺が一言、言えば事件にすることもできんだよ」
「そんな…でも実際に示談金を、あなたに…」
「金貨でゼニの動きをどう立証すんだよ」
笑い声を上げる朴。
「あなた、たかりですか!」悲鳴のような声を上げる人民服の
幹部。
「馬鹿野郎。俺をみくびんじゃねえ。あんたの生き残るすべは
一つだ。あんたの地位で龍尾のプログラムを破壊すんだよ。ま
ぁ、具体的に言えば龍尾の組織の指示系統のプログラムを破壊
すんだよ」
「あなたそれが目的だったのか。あなた帝国陸軍の特務機関か」
「ははは、そんなもんじゃねぇよ。俺もこのマチでシノギして
るしよ、ダチがあんたんとこで随分可愛がってもらってるから
なぁ…」
「くっ…」
「さぁ、二つに一つだ。破廉恥犯として処罰されるか、それと
も無法集団の組織破壊してサイアド社会の役に立つか!」
「しかし、組織に知れたら…」
「あんたそんな悠長なこと言ってる場合か!」
「…ひっ!スミマセン。仰るとおりです」
「じゃ、行こうか」
「…ハイ」
注)親告罪…被害届があって初めて事件として扱われる犯罪。
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やや遅き感は否めませんが…
私信)シリン殿、ビットにお気づきいただき有り難く存じます。
あの場にいるのは、7名とセピア班3名で計10名でありますな
(中島上等兵)
セピア達の所へ行くはずだったが・・・ 投稿者:ラスファー(砂時計) 投稿日:2000/09/29(Fri) 23:26
セピア達を発見したアピア達はセピア達の所へ向かう所だった。
「しかしまだ元気な人民服がおるてか?」
「まぁその時は別にどうって事ないだろ」
気軽な足取りでセピア達の所へ向かう一行。
(この人達といっしょなら怖くない・・・)
完全に安心しきっているラスファー。ラスファーはこのままこのパーティーについて行こうと考えていた。
「でも人民服さん達は鬼ですからこのままなら逃げ切れますねぇ
〜」
「は?」
「鬼?」
なんとシリンはまだ鬼ごっこだと思い込んでいるのだ。
「あ、ええっと・・・、もう鬼は変わりましたよ(^^;」
「ほぇ?誰にですかぁ〜?」
「え・・・それは・・・(^^;」
一人だけわけがわかっているラスファーはシリンに頭からおにごっこを離そうと必死だった。その時・・・!
ガコン!
「うわっ!」
ラスファーの足元に穴が開いたのだ。
「な!?ワナか!?しもた!油断して見とらんかった!」
そしてその穴はふさがれた。
「あう?おとしあな〜?」
ラスファーは落とし穴から落ちて下の階にいた。
「・・・ここは・・・」
皆とはぐれてしまったラスファーはさっき安心していたのが一気に恐怖に変わった。
(また一人に・・・)
ラスファーはその場から動こうとはしなかった。いや、動けなかったのだ。恐怖が体を締め付けているのだ。
(また・・・このままだと・・・)
何分か時間が過ぎた。と、その時、かすかだが人の声がラスファーの耳に聞こえた。
(・・・人だ・・・)
敵か味方か分からないのにラスファーは人のいるほうに走って行った。
(人がいる・・・!人がいるんだ・・・!)
うれしさで心が満ちていた。そして人影が見えてきた。
「!!!」
しかし、一気に心は恐怖に占領された。
「おやおや、これはラスファー君・・・」
なんと、ラスファーの目の前にいたのはフェイと照影だったのだ。
ラスファーは声も出なかった。
とりあえず合流だけは成功させる! 投稿者:シリン=ダー(みねの) 投稿日:2000/09/30(Sat) 00:18
「ラスファーさんがいなくなっちゃいましたぁ〜。鬼ごっこが終わったらサバイバルごっこになったんでしょうかぁ」
おたおたしているシリンがまたロクでもないことを口走る。が、正気でも似たようなものである。
「とにかく、はよラスファーを助けんと!もしあいつが連中の親玉にでも会ったら元も子もないで!?」
彼は知る由もないだろうが、ガルの言ったことはそのまま真実だった。
ステフは廊下を駆けてセピア達と話した地点まで戻った。そしてまだそこに彼らが居るのを確認すると、彼らに呼びかけた。
「セピア!大変なんだ、シリンと一緒に捕まってたラスファーって奴が落とし穴に落ちたんだ!これからおれ達は彼を捜す!」
「まぁ!」
「むむ、落とし穴とは!」
「姉さん、シリンさんが無事だった以上、私達も一緒に行った方がいいんじゃないかしら?まだ敵の幹部が残っているだろうし、力を合わせて戦った方が良いと思うの。それに、ロッキーさんが行方不明なのも気になるし……」
「ルフィーの言うとおりだわ。行きましょう!」
こうして、セピア、ルフィー、中島の三人が、一階の窓から別荘内部に入ることによって間もなくステフ達と合流した。そして、彼らは直ちにラスファー捜索にはいることにした。
因縁(?) 投稿者:飛 走影(宗一郎) 投稿日:2000/09/30(Sat) 00:27
「フェ・フェイさん……」
「やあ、お久しぶりですね。元気そうでなによりです」
「は・はあ……」
相も変らぬ、フェイのよくわからない態度に、とりあえず頷くラスファ―。
「余計な邪魔が入ったな。消すか?」
「いや、そこまでしなくても、『インスパイア』でちゃちゃっと仲間にしておきましょう」
「えげつなさにそう差があるともおもえんが……」
「まあ、悪の組織ですからねえ」
実は傍から見るよりも、以外と仲のいいこの二人は結構会話が弾むらしく、完全にラスファーを置いてけぼりにした状態で事態が進行していた。
一人置いてけぼりを食らったラスファーは初めはぼんやりのそのやり取りを見ていたが、途中ではたと気づき、その場をこっそりと辞退する事にした。
1歩、2歩とゆっくり後ろへ下がっていく。
と、背後から肩を叩く者がいた。
「一体どちらへ?」
振り向けば、なぜかフェイがいた。
「……」
「とりあえず、『殺すに限る』に満場一致(二人だけだが)で決まりましたので。ちゃっちゃとくらってください」
そう言って、フェイがラスファーの顔の前にすっと手を突き出す。
そして、呪文を掛けようとした瞬間、背後から光弾が飛来した。
それはフェイの脇の壁にぶつかると凄まじい閃光と爆発となって当たり一面を包んだ。
「久しぶりだな、飛 走影」
「仇を取りに来たぞ!!!」
爆発で当たり一面に充満した粉塵の向こうにムサシとアレイクの姿があった。
「おや、久しぶりですね。お二人とも」
そう言って、にこやかな笑みを向けるフェイにムサシがいきなり斬りかかった。
「なにするんですか、せっかく感動の再会なのに」
「貴様のペースにはのらん!!!!」
一刀目はかわされたものの、返す刃でさらに斬りかかる。
その隙にムサシの背後ではアレイクがラスファーを救出していた。
「すまないな。巻き込んでしまったようだ。深く気にしないでくれ」
「気にしますよ」
ラスファーは不満そうに声をあげたが、アレイクは既に立ち上がり攻撃行動に移っていた。
「どけ、ムサシ。それは私の獲物だ」
「うるさい、こいつは俺が片付ける」
「ああ、二人とも私のために争わないでください〜」
事態はさらに混乱の様相を呈してきていた。
じつわ―― 投稿者:シリン=ダー(みねの) 投稿日:2000/09/30(Sat) 00:58
ラスファーを捜すために階下に降りる途中、ガルはちょっと気になったことをシリンに尋ねてみた。
「なぁシリン、お前何であんなとこで戦闘不能になってたんや?」
「あ、あれですかー?フェイさんって人が教えてくれたんですけどぉ、あそこにはパンドラっていう機械があって、その中にガルさんやムサシさんやステフさん達のデータが入ってるんですってぇ。それで、あたしみんなのデータを見ようと思って動かしたんですけど、そしたら急に火花が出てしまって、それを消火しようと思って買ったばかりのウォーターシュートを使ったら、いきなりどかーん!って――」
「どかーん?それ面白そうぅ、いいなぁ、シリンのお姉ちゃん」
「おいおい、自業自得かいな、そりゃ」
「ほぇ?」
ガルが呆れたが、ステフの反応は違っていた。
「――えらいぞ、シリン!」
「うみゅ?」
「それはきっと、奴等の重要な機密データが入ったデータベースだ。それが壊れたって事は、奴等は殆ど終わったも同然ってことだ」
「!」
実は、その爆発が起こるよう仕組んだのは、朴にはめられた幹部だったのだが、彼らはこの時点ではそれを知る由もない。
因縁です 投稿者:ムサシ 投稿日:2000/09/30(Sat) 01:25
「どけと言っているのが聞こえないのか?」
「聞こえてるが、言うことを聞く義務は無い」
アレイクを見もせず答えるムサシ。
「ああ……人気者はつらいですねぇ」
両手を胸の前であわせたりしながらフェイが呟く。
「どうでもいいが、お前一人で二人はきついだろ?」
照影が一歩前に出て呟く。
「そうですねぇ、二人も相手にすると体が持つかどうか不安です♪」
「……まぁいい……片方は俺が引き受けよう」
フェイと照影、お互いが邪魔にならないように少し距離をとる。
「さあ、どっちでもいい。殺されにこい」
「ほら、お前を呼んでるぜ」
「馬鹿言え、貴様が相手をしろ。俺は雑魚には用は無い」
対するムサシ達も、少し離れる。
現在、コンビネーションなど無いに等しい状態で、フェイ達と戦うのは危険だ。
そう判断したアレイクは、しかたなく照影と対峙する。
「言っておくが、止めは刺せよ……」
アレイクの言葉はムサシに届かない。
「久しいな……フェイ」
「ええ、あなたが里から逃げ出して以来ですね」
「ほざいてろ……」
刀に手をかけ、居合いの構えを取る。
「ひどいなぁ、私は素手ですよ?卑怯じゃないですか?武士道とやらに……」
「だまれ!」
ムサシが叫ぶ。大気が震える程の声量で。
「貴様は……貴様は武器を持ってない、ましてや女性を後ろから殺しただろうが!」
「ああ、あれですか」
懐かしそうに目を細める、フェイ。
「そう言えば、そう言う時期もありましたねぇ。スレアさんには
気の毒なことをしたと思っています。
けど、ここは一つ不可抗力と言うもので納得してもらえませんか?」
「できると思うか?」
ムサシの殺気は今にも爆発しそうだ。
「まったく……心が狭いですねぇ。たかが恋人が殺されたぐらいで……」
瞬間、ムサシが消える。
一瞬後、フェイの後方に刀を抜いたムサシが立っている。
「へぇ……」
頬から伝う血をぬぐい、舐める。
「久しぶりですよ……楽しい殺し合いが出来ますね……」
「スレアとの約束だからな……殺しはしない……」
少し頭を横にずらすムサシ。
直後にその場所を弾丸が通り過ぎる。
「言ったはずだぞ……殺せ、と」
アレイクが銃口をムサシに向けて話す。
「殺す覚悟がないのなら俺と変われ」
「断る」
「なら、殺せ」
「善処するよ」
このやり取りの間、フェイと照影は動かない。
動けなかったと言ったほうが正しいかもしれない。
ムサシもアレイクも、この間微かな隙すら見せていない。
「ならとっとと殺せ……こっちが片付いたときに、まだとろとろ
してたら俺が始末するからな」
そういうと、アレイクは待たせたなと言って照影に向き合う。
「さて、それじゃあそろそろムサシさんにも消えてもらいましょうか」
「やれるもんならやってみろ」
「ええ、やらせてもらいますよ。以前にいいませんでしたっけ?」
「何をだ?」
ムサシは少し怪訝そうな顔をする。
「見切りができるのはあなただけではないと……」
「知らんな……初耳だ」
「そうですか……じゃあ覚えておいてください」
「善処するよ……」
ムサシはもう一本の刀を抜くと、二刀流の構えをとる。
「俺も言ってなかったな……俺の本来の型は……二刀流だ」
ムサシとフェイ、アレイクと照影。
四人の殺気が渦巻き、場には尋常じゃない空気を作り出していた。
とりあえず警戒しつつ 投稿者:中島上等兵(グルタミン) 投稿日:2000/09/30(Sat) 23:54
中島上等兵が着剣した38式歩兵銃を構え、警戒しつつ先頭を
進む。進む。しんがりを務めるはガル。
「しかし何で上等兵はいっつも先頭歩くんや?」
「ん…やはり戦闘区域においては戦闘のプロが先を進むべきで
あるからな」
「しかししんがりもきついで」
「それはそうと、ラスファー殿か、どういう風体をなしている
のだ? 捜索するといっても自分らは初対面であるからな」
ステフやガルがラスファーについて説明する。
セピア・上等兵・ルフィーも一応の理解はしたようだ。
「それにしても、一難さったらまた一難ですね」
「せやな。その間、どやったんや」
お互いの班のこれまでの経緯を話しながら歩を進める。
「そこまでやったらあかんのと違うか?」
そんな会話を交わしつつ、ゆっくりと歩を進めてゆく。
「ラスファーさーん」シリンが呼びかける。
今のところ、反応はない。
「どこ行ってまったんやろなぁ」
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そんなに警戒感なくていいのか一行?
ガルさんの口調、これであってますか?