紋章とは・・・ 投稿者:ヘル(JOHAN) 投稿日:2000/09/24(Sun) 00:49

 ブラックがここへ扇動したのか、自然と足が向いてきてしまったのか、ヘルは苔むした紋章を前にして腕を組む。
「これは・・下手をするとイベントクリ−チャ−かもしれん。」
 ヘルが興味もなさそうに呟く。サイアドは、オンラインのゲームである。会社側は様々なイベント等を提示してプレイヤーを楽しませるのだが、その一つに、イベントクリ−チャ−がある。会社側が普通生息しない別企画のクリ−チャ−をゲーム内に登場させ、その情報を流す。NPC以外では人口のほとんどが冒険者ということになるこの世界では、イベントをクリアすること、イベントクリ−チャ−を退治することは、名声を得る絶好の機会になる。もちろん、それらは容易にクリア・退治が出来ない高難度の企画になっているが。
「ほっほーう、だとすればとんだ収穫じゃな。」
 黄がおもむろに近付き、触れてみるが、特に変わった様子は無い。
「ふん、確かにここらでイベントクリ−チャ−が退治された話は聞いたことが無かったな。」
 思い出したようにブラックも呟く。
「くっくっく・・・。」
 急にくぐもった笑い声を上げるヘルに、黄もブラックも向き直る。ヘルはスタスタと紋章に向かって歩き出すと、宝玉のついたグローブでコンコンと紋章を小突く。
「こういうのは、まずぶっ叩いて見るものだ・・違うか?爺。」
「お主も肝心なところで大雑把じゃのう・・・。」
 そして、黄は紋章の前に立った。
_____________________________  
 ええ・・と、勝手にイベントクリ−チャーなる設定を作ってしまいました。・・・ゲーム的にはそういうのもアリなんじゃないかなあと思ったんですが・・・ダメだったら削除して下さーい。

駄文の修正バージョン 投稿者:黄鷲全 投稿日:2000/09/25(Mon) 01:18

 黄の鋭い目が、苔むした紋章を観察する。
 観察する・・・・かんさ
こんこん
 そんなことは一切かまわず、ヘルが無造作に紋章を叩いた。
ごごごごご!
 すると!なにやら重たげな音を立てつつ、紋章のついた壁が回転し始めた。
「おおう!」
 黄が思わず驚きの声を上げる。
 が、ヘルとケルベロスはそちらをちらりと見ずに、新たに現れた通路に、割と明るい松明の光を投げた。
 そこにぼんやりと照らし出されたモノは、こちらに向かってかみつこうと身構えている、クリーチャー・ジャイアントオーガの姿だった。
「ふん」
 ヘルとケルベロスは、突然現れたクリーチャーにも動揺せずに、それぞれ、攻撃を放った。
「エキスパンド・ヘルズファイア・ラン」
 すさまじい炎が、周りの壁という壁から吹き出し、オーガの全身を焼き尽くす。
 しかし、炎は待機していた他の二人−黄とケルベロス−にも襲いかかってきた。
 しかし、ヘルは相変わらずのポーカーフェイスで続けて、新たな魔法を連続詠唱!
 アプリ「瞬読」が発動。ほとんどタイムラグなしに、魔法が赤と青の光を放って発動する。
「エキスパンド・ブレイブハゥル・ラン」
 今まさに仲間に襲いかかろうとしていた炎は、強力な風に押し流された。
 地面を揺るがして、かりかりになったオーガがどぅと倒れる。
「まだじゃよー!黄さんの出番じゃね」
 新たに暗闇から飛び出したクリーチャーに向かって、ヘルの脇をすり抜けて黄が飛び出した。
 自分の倍以上あるクリーチャーの体を駆け上り、顎を蹴り上げる。
がつぅ!
 クリーチャーの巨躯が宙に浮かび、その場で縦に2回転ほどすると、地面に頭からつっこんでノックダウン。
「どんなもんじゃい!・・・て、のわぁー」
 得意げに立ち上がった黄の視界に、群をなして現れたクリーチャーが映った。
「がぅぅぅ・・・・」
ぼぉぉぉぉぉぉっ!
 それら数匹の中型クリーチャーに、これで終わりやぁ、とばかりに、ケルベロスの口から紅蓮の炎がほとばしり、黄も巻き込みつつ一掃する。
「おあちちっ!」
 未だにはき続けているケルベロスの脇を、尻に火をつけながら、黄が走り抜ける。
「たくさんいるな・・・」
・・・・まーそんなこんなで、数十分。通路の入り口で3人が戦い続けなければいけなかった・・・。
*****************************
駄文だな(笑)

黒目の怪物(3回目) 投稿者:ヘル(JOHAN) 投稿日:2000/09/25(Mon) 02:21

「こんなものか。つまらん。まるで話にならんな。」
 ヘルは転がる残骸を蹴飛ばした。
(これでは奴らの実力など見られたものではない・・・)
 愚痴るヘルを尻目に、ブラックは紋章を睨み続けている。
「・・だが、これで終わりと言うわけではないらしい。」
 紋章からは、黒い瘴気のようなものが噴出し始める。
「おおおお、そう来なくてはのう。」
 ようやく火を消した黄も改めて槍を構える。ヘルも、ブラックも、油断なく紋章を見つめる。瘴気は次第に濃くなり、呼吸までもが少々きつくなり始めたところで、それは姿を現した。
「フン・・・でたな・・・。」
 黒々とした空気をまとって現れたのは、巨大な目のようなクリ−チャ−だった。
「エキスパンド・ハウンズトゥース・ラン!」
 稲妻で出来た巨大な狼が、黒い目の中心へと向かっていく。一瞬の閃光、轟音。だが回復したヘルの視界には漆黒の目が、何事もなかったように浮いている。
「・・・・。」
 さすがのヘルも、これには表情を動かした。
「どいておれ、ヘル!」
 そういって威勢良く向かっていった黄の、巨人さえなぎ倒す一撃を、黒い目はいとも簡単にかわしていた。移動先を狙って放ったブラックの炎も、直撃したにもかかわらず、大した影響が出た様子はない。
「こいつ、エレメンタルかもしれん、気をつけろ、二人共。」
 だが、言うが早いか、黒目の周りの瘴気は渦を巻き、衝撃波のようになって襲いかかる。
「ぐあ!」
「ぬう!」
「くっ!」
 避けようのない攻撃に打撃を受ける間にも、黒目はあっさり次の攻撃を放ってくる。
「バカな!瞬読か!?」
 黒目が高く浮いたかと思うと、黒い光に輝き始める。
「ええい!エキスパンド・ヘルズファイア・ラン!」
 巨大な火柱が黒目を包み込むが、その中にあって、黒目は一層輝き、黒い光線がヘルを襲う。
「ぐああああ!!」
 ローブが引き裂け、全身に衝撃が走る。なんとか少しは相殺したはずだったが、それでもあわや戦闘不能の破壊力だ。
「おのれ、よくもヘルを!」
「フン、のろのろしているからだ。」
 言いながらも、うかつに攻めも守りも出来なくなった二人と一匹。しかもその一人は戦闘不能寸前だ。そして黒い目の魔物は、
有効だと知ってのことか、再び黒い光を帯び始める。
「エ・・エキスパンド・マッスラーストレングス・アップ、ウルティマストライク、ラン!」
 前者をブラックに、後者を黄にかける。
「行け!爺!犬!」
 ブラックにまたがった黄は、猛スピードで黒目に向かい、輝く槍を中心へと付きたてる。
「どうじゃ!」
 その上やりは巨大化し、さしもの黒目も光を失い、霧のように四散する。
「やったのう、ブラック。」
「ふん、俺を乗り物にしたこと、忘れるなよ。」
 黄の肩を借りて立ちあがったヘルは、黒目の居た空間を見上げ、ため息をつく。そこには黒く微妙な光を放つものが転がっていた。
「・・・魔法アプリ?・・・フン、取っておいてやるか。」
 黄とブラックが出現した宝箱を空けるのを眺めながら、ヘルはそれを懐に収めた。
「ふ、やれやれだな。」
 洞窟はまだ長いが、ヘルはもう戦えたものではない。
(逆に収穫もあったし、こいつらの力量を観察するいい機会と思っておくことにするか・・・。)

孤島の街の訪問者。 投稿者:サナリ 投稿日:2000/09/25(Mon) 02:55

カラーン・・カラーン・・・
町中に鐘の音が広がっていく。
町の人にとってこの鐘の音は毎日の生活の一部であり
この鐘の音によって人々はその日の仕事を終え、帰路についていく・・・。
そんなごくごく普通の鐘の音に耳を傾ける女がいた・・・。
長く澄み切った薄い紫の髪。
雪のような、白い肌・・・。
背中には布袋に包まれた棒のようなモノを背負っている。
つい先刻、この孤島の街に到着したばかりの彼女は
町中に広がる鐘の音を聞いていた。
「鐘の・・音か・・・悪くはない。」
美麗なその風貌とは予想もしないほど、彼女のの声は
低く、そして冷たかった。
旅を続け、各地を転々としていた彼女にとってこの様な鐘の音は
実に久方ぶりだったのだ・・。
「・・・ふぅ・・・ここには・・・・?」
誰に言っているのでもなく彼女は1人呟く。
背中に背負った布包みを手に取り、目を閉じる彼女。
そのまま彼女は姿が見えない誰かから返事を待つかのようにその場で立ち止まった・・。
「・・・・・・・・・・・・そうか・・。」
ゆっくりと眼を開いた彼女は誰かにそう言うと、止めていた足を
再び動かし始めて、この町の中心部へ歩くのだった・・・。

孤島の港街の売り物は名前でも解るように海の幸が多い。
色々な文化や物品が出回ることでこのような小さな街でも
中心地の大通りは人々の活気で溢れていた。
「・・ふむ、賑やかな街だ・・・。」
自分の周りで飛び交う声、声、声・・・。
「今日は、オニヒトデが安いよーー!買ってけ買ってけ!」
「ピンクほやが5個でこんな値段だよー!お得お得!」
「お姉ちゃん、産地直送大陸産のマンゴーはいかがかい?」
儂がただ通りを歩くだけで、ここの者はよそから来たんだと
わかってしまうようじゃな・・・^^:
「・・・・。」
心中ではそう思っても、口には出さない儂。
愛想が悪いとか、不気味だとか・・周りの者から気味悪がられる
が・・、まさかこの様なことを考えているなどとその者達が
気付くわけがあろうか・・?
「ふふ・・・。」
頭に手を当てて、儂は笑いを堪える。
「こんな事を考えるとは・・疲れているんじゃな・・・。」
旅の疲れは無いが、どうしてもこの場の雰囲気に呑まれてしまう
「宿を・・、探すとするかな。」
やっとのことで大通りを抜けた儂は掲示されている街の地図を
見つけ、この街最大の宿へと入っていった。

「長旅ご苦労様ですサナリ様、こちらがサナリ様のお部屋の
キーでございます、どうぞお受け取りを・・。」
「・・・うむ。」
宿屋でチェックインを済ませる儂。
なるほど、孤島の街とは言えど最大の宿、大したモノだ。
鍵を受け取り、ロビーを見回すと宿屋特有の絨毯の臭いが鼻をくすぐる。
「ほぉ・・申し分ない。」
今まで歩いてきた地面と比べ、随分と足が楽だった。
「部屋は・・三階か・・・どれ・・。」
鍵の番号を見ながら儂はフワフワの階段を昇る。

今までこんな高級な宿で泊まる事など無かったわけではないが
今日は何故か新鮮に思えた・・。
こう・・胸が高鳴るというか・・形容しがたい感情が儂にはあった。
「ここか・・・・。」
自分の部屋の前に立つ儂。
いかに長旅をしていても、自分が泊まる宿にはこだわりを
決して欠かすことはできない。
ゆっくりとドアを開けて、部屋の中に足を踏み入れると
想像通り、いやこの場合当然だと思うのだが
儂の理想に近い部屋が目の前に開けた。
大きな窓、広い空間、テーブルにかけられた真っ白なテーブルクロス・・・その白を飾る真っ青な水差し・・。
1人で使うには大きすぎるダブルベット・・・。
いや、偏ってなどいない。
シンプルな中に暖かさを求める儂の好みなのである。
「・・これはよいな・・。」
しばらく辺りを見渡し、十分満喫すると儂はベッドに荷物を
降ろした・・・。
「しばらくここで・・のんびりも・・一興かな・・。」
ふ〜・・っと肩から力を抜いてベットに倒れ込む儂。
「カラ〜・・・ン・・カラ〜・・・・ン」
「・・!!。」
鐘の音が聞こえた、ここに来る前に聞いたあの鐘の音・・。
「近いな・・。」
ベットから立ち上がった儂はカーテンを開けて窓を全開にする。
ガタッ・・!
音を立てて窓が開かれる。
「ほぉぉ・・・・これは・・。」
窓の先に見えたのはここより少し離れた丘の上の教会だった。
丁度この宿より反対側は街の中心から離れているらしく
民家がぽつんぽつんと点在しているだけだった・・。
「カラ〜・・・ン・・・カラ〜ン・・・・」
鐘の音はまだ続く。
夕方を知らせる鐘の音だろうか・・?
辺りの景色が淡い朱色に染まっていることから楽に察しはついた
「来たばかりだと思っていたら・・もうこんな時間か・・。」
窓を開いたまま、儂は側に備え付けられたソファーに腰を降ろす
「鐘の音をこのまま聞くのもよいが・・食事でもとらんとな・・。」
コンコン・・・。
「!!?」
ノックの音が聞こえた瞬間、ベットに置いた荷物に儂は手をかけた・・・。
「誰じゃ・・・。」

レア魔法? 投稿者:ヘル(JOHAN) 投稿日:2000/09/26(Tue) 01:13

(レア魔法とは・・・これはとんだ収穫だな・・・。)
 レア魔法。サイアド世界において数に制限のある魔法で、大半は並の魔法より強力か、何かしらのユニークな効果がついているもので、特にこの黒い魔法カードは、世界に3枚しかない代物ということになる。
「なんじゃ、やたら楽しそうじゃな、ヘルよ。」
 黄に顔を覗き込まれ、ようやく正気に戻るヘル。
「まあ、なんでもない。先へ行くんだろう?俺はこのざまだからそうは戦えん。後ろに下がらせてもらう。」
「お主・・・神職系ではなかったのか?」
「フン、回復魔法などと潔くない魔法は持ち合わせていない。」
「変なところにこだわりを持つタイプのようじゃのう。命には代えられんといのに。」
「ふん、人のことを心配する前に、自分の寿命でも心配しておくんだな。爺。」
 そう言うとヘルは黄とブラックを先行させ、自分に回復魔法をかける。
「俺もまだまだ・・あんなものにてこずらされるとは・・な。」
 ヘルはゆっくりと立ち上がった。

ハードコアver.3-限界への挑戦- 投稿者:トム 投稿日:2000/09/26(Tue) 17:46

ロッキーは「龍尾」のしたっぱをたおした。
ピロリロリーン♪
10Gかつあげした。
「龍尾」のしたっぱはたからばこをもっていた。
たからばこをあけてみると、なんとなかには「きんのすててこ」がはいっていた。
せっかくだからそうびしますか?
「ふぁい」
よくにあってます。
ろっきーのしゅびりょくが10さがった。
ろっきーのちからがひとにはいえないくらいあがった。
ろっきーのすばやさが3ばいあがって200たす6397ひく31だったとき、ただしくんはいくらおつりをもらいましたでしょうか。

いまならせっとで「とくせいこうきんはらまきとはちまき」がせっとになってだいほうしゅつかかく。
そうびしとけ。
「へい」
ろっきーのちせいが2000あがった。
そんなおいしいはなしはありません。
ろっきーのしゅびりょくが「ピーーー」あがった。
ろっきーのうんが9あがったとおもう。

以上がロッキーのモヒカンからアナウンスされた言葉だった。
「シャキーーーン」
ロッキーはそう叫びながら近くの壁をぶち破ってどこかへいってしまった。
「ロッキーーーー!帰ってこーーーい!」
中島の呼びかけを後に、全身を金色に光り輝かせたロッキーは疾走(失踪)した。
殆どヴァ○ラ・ア○スのスタ○ドか、○-MAX状態で、壁をぼこぼこぶち抜きながら縦横無尽に疾駆していた。もしかしたら知らず知らずに数十人くらい跳ね飛ばしていたかもしれない。いや、跳ね飛ばしていた。掠っただけで運良く軽傷で済んだ者もいたが、まともに直撃を食らった者は、錐揉み回転しながら激しく壁に打ちつけられ、再起不能となっていた。
これを目撃した「龍尾」の下っ端達の間では、得体の知れない金色の物体が飛来しているとか、あれは新種のクリーチャーだとか、色々噂になっていた。ただ、目撃証言の中で、ステテコを着ているというのが統一して得られたので、『ステテコくん』(仮)と名命された。

ぴっこぴぴぴぴーん
ロッキーは「龍尾」のしたっぱをひきにげした。
けいけんち「んぺ」はいりました。

ちゅどこーん
れべるがあがりました。
しょくよくが8あがりました。
せいかつのちえが「みの○ん○」なみにあがりました。
かちょうからおいわいのでんぽうがはいりました。

さっきからそういうアナウンスが頻りに入る。
ロッキー本人は感性の赴くままに地形と重力を無視して走っていたら、ふと3人組が目に入った。その中の一人に焦点が絞られる。急ブレーキ。
人差し指をその相手にビシッと指して叫んだ。
「掘れたずぇあ!」
指を指した相手はクリスだった。

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どうもお騒がせしました。

はぐれ分隊 投稿者:中島上等兵(グルタミン) 投稿日:2000/09/26(Tue) 19:45

 壁をぶち抜き、疾走するロッキーに
「戻せ〜!」とは言ったものの、戻ってくるとは中島上等兵は
勿論思っていなかった。
(ま、大丈夫だろ、あいつは)
 中島上等兵は、黄金色に輝く点の方向に目をやりつつ、「ほ
まれ」を一服した。
 ふぅ…
 中島上等兵は向き直ると、埃にまみれた愛銃38式を拭った。
 
 その瞬間、ロッキーがぶち抜いていった穴から人民服を着た
敵兵がまた出てきた。10名前後、敗残兵が再組織された部隊だ
ろう。
 敵の装備しているZB26軽機関銃の射撃音が轟く。狙わ
れたのは中島上等兵だった。
 中島上等兵はちょうど背中を向け、銃も構えた体制ではなか
った。その隙をつかれた格好である。中島上等兵の頬を銃弾が
かすめる。さいわい、かすり傷で済んだ。
 瞬間、ルフィーの射た矢が敵の数人を射抜く。
 中島上等兵も頬に血の筋を浮かべながらも素早く銃を構えな
おすと、敵を撃ち抜く。
 戦闘不能になった者を残して、数名の敵が逃げ去る。
「処置ナシであるな…」中島上等兵が呟いた。
 4人でも作戦行動はかなりの困難であったのに、更にロッキ
ーがどこかへ行ってしあったので、3人の班編成である。
 捕虜の監視などとうてい望むべくもない。
 しかし、処刑してしまえば、ハッカーになってしまう。
 それはセピアの名誉に著しく瑕疵を与えるものであるが故に
セピアに忠誠を誓った軍人としてはそれは出来ない。
 しかし、戦場での敵敗残兵の処置は、処刑するか、追放する
か、捕虜にするかしか無い。
 そこで、中島上等兵は戦闘不能で倒れている敵兵から武装を
解除すると、セピアに提案した。
「セピア殿、これ以上の敵敗残兵の処置は不可能であります。
ついては、これらを武装解除はしてありますれば、意識の回復
を待って一階まで連行の上、建物外へ追放を致すべきではない
かと思われますが…」
「そうね…」セピアは考えているように見える。
 進撃途中であれば、武装解除の後にその場に放置する事も可
能だが、現時点で制圧した建物の一角を維持している戦況では
敵敗残兵の看過は命取りになりかねない。それは明らかなこと
であった。
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セピア殿、ルフィー殿、どう展開しましょうか…

丘の上の教会。 投稿者:サナリ 投稿日:2000/09/26(Tue) 23:28

コンコン・・
ドアがノックされる。
「サナリ様・・夕食の支度ができました。ここまでお持ちいたしましょうか?それとも下で別の部屋を用意いたしましょうか?」
いきなりの訪問、まぁこの場合当然と言えば当然なのじゃが・・。
「・・・ではこの部屋に運んできてもらおうかな。」
荷物から手を離し、ドアの向こうにいるボーイに言葉を返す儂。
「かしこまりました・・・。」
「すまんな。」
トッ・・トッ・・ト・・・
ドアの前から足音が遠ざかっていく。
「ふむ、用心に越したことは・・ないかな・・。」
例え来ないと解っていても、儂には気を抜くことなどできぬ。
今までもそうだった・・食事の時も、風呂に入るときも
寝る時すらも・・・緊張は解れることがないのじゃ・・。
「・・ふぅ・・・。」
荷物の中から儂はゆっくりと剣を取り出した。
今の儂のこの表情は他人からはどう見えるのだろうか・・?
「普通なのだろうか・・・。」
儂は鞘に収まった剣を手に取り抱え込む。

ふふふ・・他人に何故そんなことを知られる必要があろうか?
自分がとてもおかしくなって笑い声を上げる儂。
儂は今まで1人で旅をしてきた・・。
仲間を必要としたことは一度もなかった・・。
「・・・・・これから先もずっと・・・。」
そのままベッドに横たわる儂。

この街に来てから儂は妙な気分に囚われる。
それは不快なモノではないが、ただ酷く息苦しかった・・。
街の住人の活気・・・声・・声・・・。
今まで旅をしてきたが、こことは何か違っていた。
儂にはソレが全て同じに見えていた。
コレは何かの前兆か・・それとも・・・・?
天井をぼ〜・・っと見ながら儂は考えた。
久々の憂鬱な気分だ。
「ふふふ・・・。」
そんな自分が嫌いだと思わないのはひねくれているからなのだろうか?

コンコン・・
「サナリ様、御夕食をお持ちいたしました・・。」
食事を持ってボーイがやってきた。
「ご苦労、食事はドアの前に置いていってくれぬか?」
「は・・・?何故でしょうか?」
驚いた様子でボーイ。
「・・・儂は服を着ていないのじゃ・・解るな?」
剣を腰に差しながら儂は答える。
「あ・・失礼しました・・どうぞお熱いうちに・・・。後で
お下げいたししますので^^:」
しまったといった感じでボーイは足早に去っていく。
「ふふ・・相変わらず性の悪い女じゃな・・儂は・・。」
ドアをゆっくりと開いて儂は夕食を運び込む。

「ふぅ・・・満腹満腹・・。」
夕食を済ませた儂にはやることがあった。
開ききった窓に目をやるとまだ陽は完全に沈みきっていない。
「出掛けるとするかの・・。」
腰にかけてある剣の他に儂は布にくるんだ「宝」を手にして
部屋を出た。

「お客さーん・・よっていかない?」
「今なら10000ぽっきりで大サービスだよ!!」
「あらぁ・・可愛いお嬢ちゃん・・暇じゃないかしら・・?」
夜の街は昼間と打って変わり、別の活気で溢れている。
「この通りから灯が消えることはない・・・か」
辺りを気にせずに儂は足を進める・・。
大通りの路地裏を抜けて、どんどん人気のない方へと向かう儂。
部屋から見えた風景に近い場所を探し、儂は歩いた。
景色の中にあった点在する民家が見えた頃・・。
辺りはすっかり夜になってしまった・・。

ザザ〜・・ン・・ザザァ・・・ン
丘を昇る途中、波の音が耳に入る。
街の方では聞こえなかった波の音だ。
「静かな所じゃな・・・。」
心地よかった潮風は昼とは変わり肌寒く、人気がないここでは
尚更寂しさを誘っているように思えた・・。

丘の上に辿り着くと、そこには景色の通りに古い教会があった。
教会の灯は落ちていて、人の気配はない。
「ふむ・・・まぁ・・当然か・・。」
しばらく教会を見上げた後、壁に寄りかかって座り込む儂。
「・・・こういうのも・・良いかもしれぬな・・。」
座り込んだ儂は昼間聞こえた鐘の音を思い出す。
街全体に広がるあの鐘の音はここから鳴っているのだ・・・。
「・・・儂は・・変か・・?」
布にくるんだ「宝」を手に持って儂は目を閉じる。
リィィィィ・・・・ン・・・
「・・・そうか、すまぬな・・・。」
言葉を返して、儂は再び眼を開くのだった・・・・。

ホモ? 投稿者:クリス 投稿日:2000/09/26(Tue) 23:28

 突然現れた金色の光。
 そいつは、ピンクひじきこと、ロッキーだった。
 しかもいきなり掘れただのなんだのと・・・
 クリスはこめかみを揉みながら、正体不明1(ロッキー)をにらんだ。
「掘る?あんたははっきり言って、趣味じゃないわ!それに、わたしはどっちかっていうと、男役の方が好きだしぃ」
「おやおや、クリスさんは・・・なるほど、どうしましょう」
 っと、これはフェイさん。
 クリスは一瞬で表情と、声を変えると、フェイに抱きついた。
「いやぁ〜ん!フェイちゃんは、べ、つ、よぉ〜。フェイちゃんが望むなら、わたし・・・なんでもして、あ、げ、る☆」
「それは嬉しいですねぇ」
 かけらも動揺せずに、にこりと微笑むフェイ。さすがは大物である。
 そんなことを言っていると、なにやら表の方が騒がしくなってきた。
 ときおり聞こえるみはりの人民服の叫び声から判断すると、どうやら騒ぎを聞きつけたのか、カロンが出張ってきているようだ。
「・・・おやおや、どうやらやっかいなモノが出てきたようですねぇ。クリスさん。あちらのほう。お願いできますか?」
「カロン?普通の攻撃が効くなら、大丈夫だけど・・・」
***************************
カロンって、倒せるのかなぁ?

お宝〜 投稿者:黄鷲全 投稿日:2000/09/26(Tue) 23:51 [返信]

 なにやら様子のおかしいヘルをほっておいて、元気爺黄は、早速手に入れた宝箱を探った。
 ビロード張りの宝箱の中には、紙切れが一枚
 『宝は、あっち』
「分かるか〜!!」
 黄は思わず宝箱を投げ捨てた。
 そして、そのまま通路の先の方へ、どんどん歩いていく。
 仲間が声をかけるが、怒った黄には聞こえていないようで、時々出てくるクリーチャーを、拳の一撃で吹っ飛ばしながら、黄は洞窟の奥へ、奥へと歩いていった。
 おそらく、クワトロアンカーに行くという、当初の目的はすっかり忘れ去っているのだろう。
 途中の脇道を全て無視して、ひたすらまっすぐ洞窟内を進むと、高さ10mほどの広間にたどり着いた。
 広間の中央には、そこだけ一段高くなって、なにやら激しい装飾の宝箱が一つおいてあり、側には、今にも動きますと宣言しているようなガーゴイル像が二つ、ぴくりとも動かずにあった。
「こぉれぇかぁぁ!」
 黄は鬼のような形相で宝箱に近ずく。
 そのとき、やっぱりガーゴイル像が動き出した!
「シュギャァァァァ!」
「じゃかぁしぃ!」
 前方から飛んできた一匹のガーゴイルを右にかわし、掌手をたたき込むと、続けて飛びかかってきたガーゴイルの左脇に飛び、側頭にハイキックをぶち込む。
「我疾命!爆炎来々・急々如律命!」
 吹っ飛んだガーゴイルに向き直り、鎧の胸元についた虎縞の宝玉に手をかざすと、『爆炎』プログラムを解凍。
 右手に虎縞の光をからみつかせながら、それをガーゴイルに向ける。
ボゴォンッ!
 突如、ガーゴイルのいる空間が爆発すると、後には石の欠片しか残っていなかった。
「じ、爺。・・・早すぎだ」
「・・・・そのとうりだ・・・・」
 ここまで、コンマ一ミリ秒で終わらせると、少し送れてヘルとブラックが広間にたどり着いた。
 黄は一瞬気を吐くと、二人に向き直った。
「・・・おう、悪いのぉー。ワシってちょっとお茶目さん?」
「死ね」
「同じく」
「まぁまぁ。・・・それはそうと、さーて、こっちのお宝はなにかのぉ?今度はましなもんじゃといーんじゃが」
 苦笑しながら、黄は装飾過剰の宝箱を開けてみた。
 鍵穴から毒矢が飛び出すが、虚しく鎧にはじかれる。
 宝箱の中には、金色のサークレットが入っていた。
「なんじゃ?これは?」
 黄は、まだ未完定のお宝を、とりあえず倉庫にしまった。
ごごごごごごご・・・・・・・
 黄がサークレットを手にしたとたん、洞窟内が不気味に揺れ始めた。
***************************
最近調子が悪いなー・・・

洞窟、倒壊。そして・・・ 投稿者:ヘル(JOHAN) 投稿日:2000/09/27(Wed) 02:02

 辺りが振動し始め、鍾乳洞が、廊下が、音を立てて倒壊し始める。
「こりゃまずのう!」
 黄爺さんが事もなげに言う。ヘルはめまぐるしく視線を動かして辺りをうかがう。
「!」
 鍾乳洞が崩れ落ち、傷を負ったヘルの頭上に影を作る。
「エキスパンド・テレポート・ラン。」
 とにかく、外に出られれば良かった。
(どこでもかまわん、外だ!)                鍾乳洞が地に突き刺さった時、ヘルは金色の粉になっていた。
 
「・・・ここは・・・。」
 ヘルは頭を抱えて立ち上がる。頭が痛くなるほどの鐘の音。目が慣れ、辺りを見回すと、それは教会だった。木製の長椅子はところどころが欠け、天井にはわずかに蜘蛛の巣さえ張り、祭壇も砂埃で輝きが感じられない。
(ここは・・・どこだったか・・・。)
 テレポート。それは一度訪れたことのある場所にしか、飛ぶことが出来ない魔法。ここには一度、来ているはずだった。
(わからん・・・だが・・・。)
 左右に揺れ、やかましい音を立てる鐘。ヘルは呆然とそれを見つめている。
(俺はここに来たことがある・・・)

 ゆっくりと、確かめるように歩を進め、ヘルは教会から麓の町へと移動していく。爺や犬は無事だろうか。ここはどこだろう。
いつものヘルなら気にも止めないようなことが頭を巡る。
「くくくくく・・・っははははは。」
 どうかしているぞ、ヘル。心の中で自分に言い、ヘルは立ち止まる。悔しいのは仲間を見捨てたことか、それとも、とっさに自分でもわけのわからない判断を下してしまったことか。
 
 気がつくと、ヘルは町に辿り着いていた。怪我とボロボロの服装に、思わずヘルを見つめてしまう者は居た。もちろんそんな輩は一睨みで蹴散らしてしまっていたが。
(宿でもとるか。何をするにせよ、俺は疲れすぎている・・。)
 宿は直ぐに見つかった。広さは中々の、中世的なこの町で、一番大きな建物がそれだった。チェックインを済ませると、ヘルはすぐに町へと繰り出す。まず、破れてボロボロのローブを買いかえ、縁が破れてみっともない帽子も、どうせ被りもしないのに買いかえる。とにかく、何かしていないと落ち着かなかった。

 そんなヘルも、夜中を過ぎる頃にはもう酒場のにも飽き、気だるそうに宿へと歩を進めていた。
「!」
 そんなヘルの直ぐ横を、女が一人、通り抜ける。明らかに地元の者ではない格好、それに腰に下げた剣に、銀色の瞳。
(奴は・・・)
 振り返ると、そこに女はもういない。だがヘルには、妙なカンが働いていた。
(来い、というのか?追って来いと・・・)
 ヘルは宿に向いていた足を戻すと、もう一度町へ向かっていった。

消えたのぉー 投稿者:黄鷲全 投稿日:2000/09/27(Wed) 02:22

 ゴゴゴゴゴゴッ!
 不気味に素敵に揺れ動く洞窟。
 派手な音を立てて天井から人間大の岩が降ってくる。
 そんな中を、黄は岩から岩へと伝って器用に登っていく。
 犬だの若年寄だのが見えなくなったが、まぁきにせんといてや。
「どーせ、殺しても死なんやつらじゃしぃ」
 黄はひとりつぶやくと、危険な登頂を再会した。
 頭上には、天井が完璧に壊れたのか、青空がのぞいている。
**************************
ばいばーいい(笑)

追跡、そして対峙。 投稿者:サナリ 投稿日:2000/09/27(Wed) 03:29

女の姿を確認しようと街の大通りにオレはやって来た。
「一体何のつもりだ・・・何故追いかける・・。」
疲労は困憊、満身創痍の状態でオレは街を当てもなく歩く。
自分が何を期待しているのか解らない・・・。
しかし、あの女の残したプレッシャーはどこか覚えがあった。
そんな気がする・・・。
「このプレッシャー・・・。」
歩きながらオレは考えていた。
夜の街の喧噪等耳にも入らずに・・・。
オレの周りの空間だけが周りの空間と別離したような・・
妙な違和感だ・・。
「何処だ・・・。」
辺りを見渡し、オレは女の姿を探す。
「!!?」
行き交う人の中にあの女の後ろ姿がチラリと覗ける。
「・・・・・・・・。」
口から出る言葉など何もなかった。
只無言でオレは女の背中を追う。
歩きから早歩きになり・・小走りになるオレの足・・。
「何を考えている・・・。あの女は何なんだ・・。」
何故自分がこんなに躍起になっているのか理解できない。
女を追いかけている理由・・・・。
「・・・・会ったことが・・・あるのか・・?」
頭を振り絞って考えるが・・・全くでてこない。

「ならば、本人に聞くしかないだろう・・フフ。」
この様な状態でも笑う気力があることがおかしかった。
本人に会えたとして果たして答えるのだろうか・・?
逆に自分に襲いかかってくるかもしれない・・・。
「この場合後者の方が普通だな・・・。」
人混みをかき分け、精一杯気配を殺しながら女に近づいていく・・。
女との距離が狭まる。
「・・・っ!!?」
オレは夢でも見ているのだろうか・・・?
目の前にいた女の姿が消えている・・。
「・・・・・馬鹿な・・。」
愕然としてオレはその場に立ち止まる・・・。
疲れていても、目の前の相手が何処に消えたかを見逃すほど
オレは甘くはない。
女は消えたのだ・・・間違いなく。
音もなく、風にかき消されるように・・・。
「ククク・・コレでも・・まだ追いかけるのか?・・ヘルよ・・。」
前よりも一層緊張が張りつめる反面、何故か笑いがこみ上げてくる。
「しかし・・・一体何処に・・・・。」
そのまま歩き続け、気が付くと大通りから外れた所までオレは来ていた・・。
「ここから先は・・・人気は無いが・・・まぁいい・・。」
ここは、オレがテレポートしてきた場所から近いな・・。
大通りを離れてオレはついさっきこの場所に降り立った時の事を思い出していた。
「あの古い教会に飛んだのか・・・。」
教会から大通りには明かりを辿ってきたため、実際の所ははっきりしていない。
「教会・・か・・・。」
自分があそこに飛んだということは、オレは間違いなくあの教会に訪れたことがあるのだ・・・。

一歩一歩踏みしめるように丘を登り・・・先程来たばかりの
教会の目の前にオレは立っていた・・・・。
先程とは違い教会のドアは開かれている。
その中には人の気配もする・・・・。
「・・・・・・・。」
気配を絶ってオレは教会の中を覗いた。
教会の中は月の光であわく映し出されている。
長椅子が連なり、最前列から一つ後ろのイスに人影のようなモノをオレは見つける。
「・・・・・・・。」
動こうとはしなかった、向こうは気付いているのか・・
それとも気付いていないのか・・・。
ただ見ているだけの自分。
悔しいが、今の状態では危ういということを解っていたからだ。
「・・・!!?」
一瞬だった、一瞬人影から目を離しただけだった・・。
「・・・・・いない・・・。」
何処にも隠れる場所はない、では本当に風のように消えてしまったとでもいうのか・・!
「そんなはずはない。」
動揺を隠しつつ教会にゆっくり足を踏み入れる・・・。
何処も変わったところはない、香いも気配の残りカスすら
そこにはなかった。
「・・・・・・。」
「ここの教会は良い所じゃ・・・そうは思わぬか・・?」
「!!」
後ろで声が聞こえた。
すぐさま振り返るオレ。
「ここに来たのは今朝だったが・・儂は気に入っておる・・。」
入り口のドアに寄りかかって女は言葉を続ける・・。
「・・・お前は・・」
追いかけて、その度姿を消した女がすぐ目の前にいる。
「鐘の音を聞いたか・・?ここに来た理由は・・?」
「・・・・・何者だ・・女。」
虚勢を張ってオレは女の目を見返す。
「ふふ・・・解らぬか・・・?しかしこうしてこの場にいる
のはお主の意思とも言える・・・。」
クスクス笑いながら女はオレを見据える・・・。
「答えろ。貴様は何なんだ。」
流れるはずのない汗がオレの頬をつたう。
「・・・・ソレを知ってどうするつもりじゃ・・?」
銀色に光る眼・・・。
「く・・・。」
背筋が凍るような感覚だ。
とてつもないプレッシャーが女から発せられている・・。
「お主には見えているようじゃな・・・。」
女はそう言った次の瞬間、自分の横に置かれているのイスに座っている。
「貴様・・・、ハッカー・・か?」
対峙しているだけで傷だらけの体が悲鳴を上げる。
「だとしたら・・・?お主はどうするのじゃ?儂を止めるか?」
「ち・・・・・!」
鼻で笑いながら女はまた姿を消して、今度はオレの目の前に
姿を現す。
「賢明じゃな。今のお主では儂を止めることなどできん。」
「・・・・・どうするつもりだ・・・?」
「・・・何かする必要があるのかな?お主に。」
「ふざけた女だ・・・・。」

対決? 投稿者:ヘル(JOHAN) 投稿日:2000/09/27(Wed) 03:55

「今のお前では・・・か。」
 ヘルは冷ややかに女を睨む。そう、相手は仲間を葬ったハッカーを、その場で狩った女。確かにあの頃のヘルは、逃げることしかできなかった。だが今は・・・。
「サナリ、だな。」
 名前を呼ばれ、サナリは少し表情を動かす。記憶は確かに戻っている。今までは、意識的に思い出さないようにしていただけなのかもしれない。出会った途端、ヘルの動揺、迷い、疲労。その全てが、彼の障害ではなくなっていた。ローブの袖を払い、手を前に突き出す。
「止めておけ、死ぬぞ。」
 サナリは腰を落とし、居合の構えを取る。
「フン・・俺を簡単に殺せるつもりか・・いくら貴様でも、今の俺を無傷で殺すことはできん・・。」
 それは、今怪我を負うのは得策ではないだろう?という言葉まで含んでの物言いだった。そう、このサナリが何か大きな物と戦っていることは、ヘルも承知のことなのだ。
「生意気になったな、小僧。」
 ヘルが魔法解凍の始めの一言を漏らしかけた時、サナリの刀が音を放った。静かな、美しい鈴のような音。サナリが舌打ちして刀を抜く。
「う・・・。」
「?」
 首を傾げ、口を閉ざすヘル。
「なん・・だ?」

ゴー○ドセイ○ト--燃えろ俺の小宇宙-- 投稿者:トム 投稿日:2000/09/27(Wed) 16:45

上体を反らし、クリスめがけて金色の光となったロッキーがとった行動は、フェイを襲うでも、照影を襲うでもなかった。
クリスを「ひったくる」だった。
「きしぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」
右肩にクリスを担ぎ上げ、カロンの群れを蹴散らし、歓喜の奇声をあげながら、遠くの彼方へ光となって消えてしまった。
「うぉぉぉぉっ!放せっ、放さんかっ、クソボケェェェェ!!!」
完全に男に戻った声と表情でクリスが絶叫。
「おれのものはおれのものぉぉぉっ、おまえのものはおれのものぉぉぉぉっ!!!!!」
ギンギンに輝きながらジャ○アンの原則を叫ぶ。
「ラリッテんじゃねぇぇぇぇっ!いてまうぞ! テメェェェェェェェッ!!!!」
ロッキーはらりってはいなかった。至って正常がこれなのだ。
フェイが遠い目をして呟いた。
「ふぅ、早速役立ってくれましたね...おかげで難敵を退けることができたうえに、カロンまで撃破してくれるとは..向かって来る所にカウンターをいれる事は出来なくもなかったんですが、あんまり関りたくなかったので...やはり戦いには尊い犠牲が付き物ですからね..フフッ、それでも若し無事に戻って来れたら何かしてもらいましょうかね...」
「本気か...」
照影が顔を強張らせた。
フェイ小声で嘘だじょーと囁いた。


ふと、モヒカンからアナウンスが入る。
ぱららぱららぱららぱらりら〜♪
ろっきーは「くりす」をらちった。
さっそくつかいますか。
ふぁいなるあんさぁー?
「ほい」

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告知:なかじまくんがすとーりーのてんかいにつまっています。だれかすくいのてをさしのべてあげてやってください。

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