第一話あとがき

黒ちゃん「さって、無事第一話が終わったってことで、座談会でもしようかねぇ」

ムサシ「なぁ、俺・・・・・・嫌いなのか?」

黒ちゃん「なして?」

ムサシ「なんか、待遇悪すぎ」

クトファー「仕方ないだろ、ムサシなんだから」

ムサシ「お前まで!?」

カッツェ「それでしたら、私のあれもちょっと・・・・・・」

黒ちゃん「えー、あれは結構いいぞ?」

カッツェ「私にもイメージってものが・・・・・・」

クトファー「そんなことより、本当にステフに手を出すなよ・・・・・・」

カッツェ「しませんよ、そんなこと」

ムサシ「やだ」

クトファー「ほう、本当に死にたいらしいな」

ムサシ「それもやだなぁ」

ステフ「まぁまぁ、喧嘩するなよ。な?」

クトファー「喧嘩なんかしてないって、なぁ?」

ムサシ「そうそう」

黒ちゃん「ま、落ち着けよ」

アールセキン「そうですよ、みなさま」

黒ちゃん「いきなり現れるなぁ!」

アールセキン「私を差し置いて、楽しそうなことをしてたので、殺しに来たんですよ♪」

黒ちゃん「にこやかにいうな!」

アールセキン「っていうより、あんな稚拙な話を書いておいて、無事に帰れると思っていたのですか?」

黒ちゃん「遠慮が無いな・・・・・・」

クトファー「ま、そんなのこいつのことだし解っていたけどな」

一同「うんうん」

黒ちゃん「ひで!」

ステフ「で、次はどんな話にするんだ?」

アールセキン「もちろん私もでるんでしょうね?」

黒ちゃん「うーん、あまり内容はいえないけど、アルはでるよ」

アールセキン「だったら、今すぐ書くことを勧めますよ」

黒ちゃん「まて、書き終えたばっかで、続けて書くのはしんどい」

アールセキン「死を引き換えに言ってるんですか?」

黒ちゃん「まて・・・・・・その手に持ってるのは・・・・・・」

アールセキン「ええ、包丁っていう、文明の利器です」

黒ちゃん「頼む・・・・・・にこやかに言うのだけはやめてくれ」

アールセキン「仕方ありませんね、ではこうしましょう」

黒ちゃん「・・・?」

アールセキン「読者の方に、聞いてみるのですよ」

黒ちゃん「なにを?」

アールセキン「今回の作品が面白いかどうかのアンケートを取るのですよ」

クトファー「ほうほう」

黒ちゃん「何故お前が頷く?」

アールセキン「それで、半数の人がつまらないと言えば、3日以内に書き上げないといけないと」

ムサシ「おもしろそうだな」

黒ちゃん「おまえまで・・・・・・」

アールセキン「もちろん、お受けになりますよね?」

カッツェ「ええ」

黒ちゃん「お前が答えるなぁ!!・・・・・・ったく、受けないぞ、そんなの」

アールセキン「ほう、自分の作品に自信が無いと?」

黒ちゃん「誰もんなこといってないぞ・・・・・・」

アールセキン「ならきまりですね」

ステフ「ああ」

黒ちゃん「・・・・・・はい・・・・・・もう勝手にして・・・・・・」

アールセキン「契約成立ですね」

黒ちゃん「ああ!受けて立つさ!」

アールセキン「あなたはわかってらっしゃらなかった・・・・・・」

黒ちゃん「へ、なにを?」

アールセキン「このあとがきを読めば、どんなに面白くても、否!面白ければ面白いほど、つまらないと言ってくれますよ。皆様は」

黒ちゃん「しまったぁ!はめられた!」

アールセキン「もういまさら後戻りはできませんので、それでは私は帰りますね」

クトファー「じゃあ俺たちも帰るか」

全員が帰っていく。後には真っ白に燃え尽きている黒猫だけが残る。

編者注)この黒猫はカッツェが変身した者ではなく作者の黒ちゃんと思われる。誤解する人はいないだろうけど、念のため。

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