ルフィー殿ではないか。 投稿者:中島邦昭上等兵(柳つまりグル) 投稿日:2001/09/07(Fri) 17:53

「うむ。ルフィー殿らと合流できたのはひとまず安心したもの
であるな」
上等兵が呟く。
セピアの警護のため、進みつあったものの、セピアの義妹たる
ルフィーのことも頭にはおいておいたのである。
「さて、と…揺れもおさまってきたものだし」呟く上等兵。
上等兵はアプリ倉庫である背嚢から種々の装備を取り出しては
点検しはじめた。
直感的に「何かが起こる」と感じたのだと思われる。
常に携行している30年式銃剣着剣の38式歩兵銃、98式軍
刀、97式手榴弾、96式軽機関銃、89式重擲弾筒、3号火
炎瓶、14年式拳銃、100式短機関銃…防毒面(ガスマスク)
なども点検している。
次々と出てくる兵器に半ば呆れ、半ば畏怖を感じる一同。
そして最後に「よっこらせ」とアプリ倉庫から取り出したもの
は、まだ解凍されていなかった。
「上等兵殿、これは何かしら?」セピアが尋ねる。
セピアも見た事の無いものであったのだ。
「5式…戦車であります」
「せ…戦車ぁぁぁ!!!」驚愕する一同。
セピアだけが冷静に「それは違法アプリではないのかしら?」
と指摘する。
「はい。でありますから、これは最終手段であります。が…
 ここから脱出する手段が他に見当たらなき場合、緊急事態
 ということで、これをもって強硬突破するしかなかろうかと…」
「…上等兵は歩兵ではなかったのですか?」
ルフィーが突っ込む。たしかに、上等兵は戦車兵ではない。
「ん…まぁ、あちこちの戦場で覚えたものである。同年兵で戦
 死した戦友の愛車だったのだが…」心なし、寂しそうな上等
兵の表情が印象的である。それも一瞬ではあったが。
―――――――――――――――――――――――――――――
5式戦車:本土決戦用に確保されていたため、実戦には参加して
いないものの、性能的にはパンター戦車やT―34と互角以上に
戦えたと伝えられる。

http://members.goo.ne.jp/home/yanagi-tec/


脱出直前、しかし・・・・・ 投稿者:ルフィー(神永 緒忍) 投稿日:2001/09/19(Wed) 21:56

 ムサシからの通信によるととりあえず、第1ステージがあった場所に戻る道は確保で
きたようである。通信機の誘導にしたがってルフィー達は元来たと思われる道を戻って
いった。
「ここは、第1ステージの最終地点ですね。ということはこのフィールドの出口まで行
けば外へ出られるはずですよ。」
見覚えのある改札口のところまで戻ってきたセピアはそういった。
「おい、こっちだぞ!」
皆の姿を見つけ、ムサシはそう叫んだ。
「出口はとりあえず見つけた。しかし、ひとつ問題があるんだ」
「問題とは?」
「さっきからのフィエンドの揺れ、これはどうやらフィエンドが動いていることが原因
らしい。おそらく、この出口から出ると一番下に出ると思う。もし、踏まれたらはっき
り言って終わりだと思うぞ。」
「そうね。何かいい方法は無いかしら。姉さんは何か思いつかない?」
「うーん。わたしには何も思いつかないわ。」

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 とりあえず、出口間近まで来ました。わたしが把握している
限りではこの場所にはセピア、上等兵、ムサシ、ルフィーは間
違いなくいて、多分サナリとアレイクもいるはずです。ただ、
サナリとアレイクに関してはちょっと把握しきれていませんの
で、確認願います。

無題 投稿者:ブラック(砂時計) 投稿日:2001/09/22(Sat) 01:22

「今のお前 勝てない」
「言ってろ。痛い目見るぜ」
「・・・」
ひとけが少なく、スペースは十分ある場所。こここそが2匹の対決の場所である。
夢魔ナイトメア、地獄の番犬ケルベロス。二つの黒い光が今衝突しようとしていた。

そろそろ動かなきゃ(^^; 投稿者:クリス 投稿日:2001/09/22(Sat) 13:46

 影なき女盗賊クリスと、その後ろに付き従うフェイは、ひたすら歩いていた。
 手には例の水晶玉があり、今は光点が艶やかな表面のあちこちで点滅している。そして、玉の表面から浮き出るように、各階の地図がホログラフのようなもので表示されていた。
「なんて便利なのかしら☆」
「そうですね。しかし、なかなか着かないようですねクリス様」
 クリスとフェイは、この『地図』でもって光点から光点へと移動していた。この光点はフィエンドの中にいるPCの位置を表示している。つまり、これをすべて調べればいつかはあの管理人の居場所に辿りつけるというわけだ。
『ようこそいらっしゃいました!次のステージは・・・』
「エキスパンド・ファイアスネーク・ラン!」
 走るクリスの、前にかざした手のひらから幾本もの炎が絡み合った棒状の炎が飛び出す。炎は、空中でにこやかに笑う管理人の顔に突き刺さった。
 爆発が起こり、壁に炎が突き刺さって消えると、後にはなにも残らなかった。
「・・・また映像のようですねぇ」
「そうね、急ぎましょ!」
 クリスとフェイは、こうしてイベントをまったく無視しながら、ひたすらに突き進んだ。
¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥
お久しぶりです(^^;
少々仕事が忙しくて、なかなか書きこめませんでした。いやー、この後どうしましょうかねぇ?えと、次でシリンさんやロッキーのところに辿りつきたいんで、シリンさん書きこみお願いできますか?クリスたちは、取りあえず、管理人をしばき倒したいのですが・・・

ようやく脱出。万事解決? 投稿者:マイナリス=グリム(みゅーく) 投稿日:2001/10/06(Sat) 04:06

「さて、どうしよっか、おねぃちゃん?」
「空飛べるヤツ、この中に一人もいないとは……」
三十人からの冒険者達を、皮肉交じりのじと目で眺めるアピア。
フィエンドに挑戦していた冒険者達は、どうやら初心者が多かったようである。
確認してみると、特殊キットのライカンスロープ系や有翼人などはもとより、
中級魔法を使える魔法使いもいなかったのだ。
「しょうがないわね。まとめて面倒見ますか。
――って、なんで遠巻きに見てんのよ、あんたたち。」
「さっき元に戻してあげる時に、『数が多い』っていじめてたからじゃない?」
確かにアピアとマイナから微妙な位置に離れている冒険者達の視線は、
なんとなく怯えているように見える。
「…………そ、そんなにいじめてないわよ。」
「でも、怖がってるよ?」
「――気のせいよっ!」
アピアは、胸を張って、明後日の方向に目をそらした。

と、不意に、アピアが何かに気がついた。
「……ねぇ、何か聞こえない?」
「え?」
「なんか……やけにのーてんきな声が……」
言われて、マイナや他の冒険者達も耳を傾けてみる。
……細かいゆれが続く中、微かに、だが、確かに何か聞こえた。
『フィエンドぱあんち!!!』
「……は?」

聞こえた声は、シリンの声。

聞こえた言葉は、誰に向かってか、攻撃の言葉。

しかもなんだか楽しそう。

……マイナとアピアは完全に思考力を奪われた。
その数秒後、再び聞こえてきた能天気極まりない声と共に、今までで一番大きな揺れがアピア達を襲った。

『フィエンドビーム!!!』
「出るのっ?!ビームがっ?」
「いや、そんな事より、誰に撃つのっ?!」

パニックになりかけているアピアとマイナをよそに――
「あら?……揺れが止まった?」
――不意にフィエンドは静かになった。
「よくわからないけど……今がチャンスね。
――飛び降りるわよ!」

ざわりっ

アピアの言葉に、動揺の気配が生まれた。
「……何してるのっ!次いつ脱出できるかわかんないのよ?!」
「いや、しかし……」
「『情報読込(データロード)、データ「ジライヤ」、復元(ラン)』っ♪」
いつも通りの陽気なマイナ言葉と共に現れたのは、大きな――3mはあろうかと言う、ガマガエルだった。
マイナは、冒険者達をぴっと指差した。
「――ごめん、待ってらんないや♪」
「え゛?」
マイナの言葉と共に、ジライヤガエルの舌が弾ける様に伸び、冒険者達を次々と飲み込んでゆく。
「う、うわ……」
「ちょっと、待……」
悲鳴もそこそこに、30人からの冒険者達は、見事に計算容量の合わないカエルのお腹に収まった。
カエルのお腹からなにやら聞こえる気がするが、アピアもマイナもそれに耳を貸す気はさらさら無さそうである。
「――んじゃ、いこっか♪」
「ええ――ロード、ハーモニックフェザー、実行(ラン)!」
ふわりと二人と一匹の体が浮き上がる。
三つの影は、なにやら沈黙しているフィエンドから、ようやく脱出したのだった。

「……そう言えば、コレ、どうする?」
なにやらお腹の辺りがごそごそと動いているカエルを指差すマイナ。
アピアは、少し考えた顔をした後、なにやら思いついた表情になった。
「ん?何思いついたの?」
「ま、戦闘の最中に持ってっても、邪魔になるだけだしねぇ♪」
「あう?」
アピアが何をしようとしているのか分からず、疑問符を頭に浮かべるマイナ。
にやりと悪そうな笑みを浮かべたアピアは、おもむろに呪文を唱えた。

「――ロード、ファイアーボール、ラン!」

撃ち出された火球は、飛行呪文の創り出した風の結界にぶつかり――
「……あ〜あ、飛んでっちゃった。」
少しも残念そうでないマイナを尻目に、お腹の中の冒険者達ごと、カエルを遠くに吹き飛ばしたのだった。

……なにやら悲鳴が聞こえた気がしたが、気にするアピアたちでは無いのは言うまでも無い。

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ようやく戦場に参加です。
はふ。
やっと脱出できましたっす。

所詮他人事 投稿者:クトファー(凰☆殷雷華) 投稿日:2001/10/06(Sat) 04:41

「あーあ。吹っ飛んじまったよ」
左手で背中のクキを支えつつ、あいた右手をかざして、巨大蛙が消えた方向を見る。真横を猛スピードでかすってったモノに対する反応としては、すごく他人事な感じだ。
「なんか、悲鳴聞こえませんでした?しかも不特定多数の」
「聞こえたなぁ。どーせさっき助けた冒険者達でも放り込んだんだろ?」
唖然としながら訊くクキに、あっけらかんとクトファーが答える。
「ファイアーボールではじき飛ばすなんて、相変わらず無茶するな、あの女…」
本来なら巻き込まれそうだったことを抗議したい気分だろうが、アピアに何を言っても無駄なので諦める事にして、溜息を1つ。
「とりあえず合流しようぜ」

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一体どれくらい書いてなかったのかなー。。。
とりあえず、合流。

http://www.din.or.jp/~k1217/


ま、虫の予感ってやつさね 投稿者:ムサシ(黒) 投稿日:2001/10/09(Tue) 21:08

「さて、みんなは気をつけて逃げてくれ」
「ムサシさんは逃げないのですか?」
 ムサシの不可解な言動にルフィーが問いただす。
「ああ、この声の主は俺達のリーダーなんでね。とりあえず止めてくる」
「待ってください。一人では危険です。私も一緒に行きます」
「いや、大丈夫だよ」
 ルフィーの申し出をやんわりと断る。
「こう言うのもなんだけど、室内の俺の動きについてこれる奴はいないからさ」
 相変わらずムサシの発言が不可解だ。
 ルフィーが首を捻っているとムサシが苦笑を漏らす。
「つまりは、こういうことさ」
 瞬間、ムサシの姿が掻き消えた。
 タン!  タン!  タン!
 誰もいないはずの壁が砕けていく。その破壊は確実に上へと続いていく。
 ムサシの瞬発力を持ってすれば壁も天井も全て『床』と同じになる。
 そのままムサシは、コクピットを目指して跳んで行った。

「本気で天然だよな。うちのリーダーは……」
 などとぼやきつつ、やっと普通の床へと降り立つムサシ。
「さて、どこにいるものやら……」
 呟くムサシの表情が急に険しくなる。
 こちらへと近づく気配が一つ……いや、二つ。
 この気配は覚えがあった。
 スレアを二度失った時に感じた気配。
「……フェイ……」
 肩越しに背後を睨みつつ、ムサシは刀に手をかけ呟いた。

黒き光の衝突 投稿者:ブラック(砂時計) 投稿日:2001/10/11(Thu) 00:17

ナイトメアの目から青白い光線が放たれる。それを跳びかわすブラック。
そしてブラックは口から炎を吹き出す。それを跳びかわすナイトメア。
ほとんどがこれの繰り返しである。
「てめえは少しは違う手を考えられねえのか」
「違う手 しなくても 勝てる」
「まだ言うか夢魔野郎」
「犬野郎」
ブラックがナイトメアに向かって走り出す。
「てめえは言い返すしか脳がねえのか?」
ナイトメアはブラックに向けて再び光線を放った。しかしそれは同じ事。ブラックは高く跳びあがってその光線をかわした。
そして後ろ足でナイトメアの顔を思いきり蹴飛ばした。
「だから少しは違う手を考えた方がいいんだぜ?」
ナイトメアは横向けに倒れたまま動かない。
「まさかこんなのでくたばっちゃあいないだろ・・・?」
「フフフ・・・」
妙な笑いをしながら起きあがるナイトメア。
「もう 終わりにしよう」
「なに?もう終わりかよ?」

二つの黒いクリーチャーが並んで歩いている。
「ただ お前の強さ 調べたかっただけ 殺すつもり 全くない」
「ああ、わーってたよ。とりあえず俺はお前の下手な芝居にのってやってたんだぜ」
「ブラック 強くなった」
「お前もな。光線がよけにくかったぜ」
―と、突然ナイトメアがブラックとは違う方向へ歩き出した。
「ん?おい、どうした?」
ナイトメアが足を止める。
「俺 ここで ブラックと お別れ」
「そうか」
少し沈黙が流れる。そしてブラックが再び口をあける。
「死ぬなよ」
ナイトメアはそのまま無言でまた歩き始めた。表情はうかがえなかった。
そしてブラックも歩き始める。
「お互いパートナー探しで大変・・・か」

激突後 投稿者:シリン=ダー 投稿日:2001/10/15(Mon) 19:47

 閃光が消え、周囲に漂う薄煙も次第に引いていく。
「やりますね、シリン様……!そうでなければ張り合いがありませんよ」
 そこに残ったアールセキンは、右手で左肩を押さえていた――いや、肩と呼べるのだろうか、凄まじい衝撃に一部バグ化した身体データの破片がちかちかと自己発光している。
『うみゅぅ、アールセキンさん大丈夫ですかぁ!?』
「まだ勝敗の決していない戦いの最中に情けは無用ですよ」
『ほぇえ、そういうものなんですかー』
 多分、シリンはよく解っていない。

http://homepage1.nifty.com/matsubay/


神業 投稿者:ラスファー(砂時計) 投稿日:2001/10/15(Mon) 20:37

『ばあんち!』
相変わらず自覚のない容赦ないパンチがアールセキンめがけてとぶ。

「シリンさーん!なにやってるんですかー!?」
フィエンドを操っているのがシリンだとわかったラスファーは精一杯声を出して叫ぶ。
しかしその声はフィエンドの足音などでかき消される。
『うみゅう!』
「やっぱり届かないですか・・・」
「はん!ダラしない奴だね!」
横で幸子が厳しい言葉を発する。
「ん〜・・・ヴィセルスよぉ」
「ん?どうした?」
「あいつの足切れないか?」
ルーティンがフィエンドロボを指差す。
「いくらなんでも無理だろ・・・」
「いや、でもあの足の構造はいけるかもよ?」
「足の・・・構造ですか?」
ラスファーが不思議そうに問い掛ける。
「いいか?あの足の構造は簡単に言えば骨と皮だけでできてるんだ。骨と皮の間に幅があるがそれはなにもない空洞なんだよ」
「じゃあ・・・」
「あの皮を切れば骨はフィエンドの重さに耐えられず・・・」
「ドカン・・・だ。な、いけるだろヴィセルス?」
「しかし皮だけでも厚さはあるはずだ」
「そこは根性で切れ」
「そこだけ無茶ですね」
ラスファーがつっこむ。
とりあえず小さな可能性にかけて走り出すヴィセルス。
「でもなんであの足の構造がわかったんですか?」
「ん〜・・・長年のカンてやつかな・・・?」
「・・・・・・」
返す言葉が思いつかず沈黙するラスファー。
「なにわけのわからない話してるんだい・・・!?」
独り言なのか人に聞かせてるのかわからない言葉が幸子から聞こえてくる。

そして二分後、大きな音をたててフィエンドロボが歩けなくなった。
『ほえぇ〜!?』
「え・・・ウソでしょう・・・!?」
驚いて固まるラスファー。
「さすが相棒」
「何が起こったんだい・・・・!?」
ヴィセルスの力は神業であった。
――――――――――――――――――――――――――――
久しぶりにラスファーで書きました。
問題点あるならバンバン書いてください(^^;

「破壊の代償」 投稿者:アールセキン(宗一郎) 投稿日:2001/10/17(Wed) 23:51

「止まった!?……まさか、これで幕切れではないでしょうね」
 脚部を破壊されて身動きの取れなくなったフィエンドロボを見つめ、アールセキンは不満げな表情を浮かべた。
 静止したフィエンドロボの前で数十秒ほど立ち尽くし、そして不意に歩きはじめた。
 目指すべき場所は既にある。
 行うべきことも既にある。
 後はそこに行くだけ。
 後は其れをするだけ。
 アールセキンはゆっくりとだが、着実に目標の前へと向かっていった。フィエンドロボが破壊した廃墟の中、彼はフィエンドロボの足元にいた。
「はじめまして、ゼフィルスさん」
背後からの声にゼフィルスが振り向く。が、その一挙動の中でも警戒を忘れていない。手を腰の剣に掛けているのは、さすがというべきか。
「誰かな、君は?」
「おっと、自己紹介が遅れましたね。私リチャード・アールセキンと申します。いご、お見知りおきを」
「どうやら、君は私の事を知っているらしいが、一応紹介させていただこう。クワトロアンカーの剣士 ゼフィルス=ラノアだ」「礼のこもった挨拶をありがとうございます。ただ、この一撃はいただけませんね」
 指先で、驚くほど滑らかなフィエンドロボの断面をなぞるアールセキン。
 いつのまにかアールセキンはゼフィルスの前から、フィエンドロボの下に移動していた。  
「これ以上、その化け物が暴れれば町全体が混乱に巻き込まれていたはずだ。私は間違ったことをしたつもりはない」
「ですがねえ、先ほどの戦いは私のとシリン様、っと、あのロボの操縦していた方です。の一騎打ちだったのですよ。あなたは其れを台無しにした。この代償は高いですよ」
 アールセキンがいつものように手刀を構える。
 ゼフィルスも気配が変わったのを察し、手に掛けているだけだった腰の剣を引き抜いた。
「それでは、いざ!!!」
************************************************************
さてと、アールセキンはご不満のあまりゼフィルスに喧嘩を売ってしまいました。ああ、でも、よく考えたらゼフィルスって登場人物で誰かのサブキャラじゃないんですよね。
 どうしよう? 

ラスファーとアル、ついに顔合わせ 投稿者:ラスファー(砂時計) 投稿日:2001/10/30(Tue) 23:18 [返信]

「ヴィセルスさん戻ってきませんよ?」
「ん〜・・・アイツなにしてやがんだ・・・?」
同じ所を往復歩きしてイライラしているルーティン。
「まさか建物の下敷きになっちゃったんじゃ・・・」
「いや、アイツに限ってそれはねえな」
「でも戻ってきやしないんだい。潰されてんだよ」
幸子がきつい口調で言う。別にヴィセルスの事はどうでもいいためイライラはしてないが。
「はいはい、わかったわかった。勝手にそう思っときな」
「流すんじゃないよ!」
ルーティンは幸子がどうでもいいらしい。
ラスファーもそうではあるが・・・。
「とりあえず見に行くか?」
「あ、はい。行きます」
「おばちゃんは?」
「はん!潰されてる奴の所に行ってなんになるんだい」
(無視)「よし、じゃあ行くか」
「はい」
そう言ってルーティンとラスファーの二人は幸子をおいてフィエンドロボの足元へ向かった。
「・・・・・・さ、寂しいじゃないかい・・・・」
幸子のこの言葉は風に流された。


「すまぬが、君と戦ってる暇はないんだ」
剣を抜いたが相手を傷つける気はないらしいヴィセルス。
「それがクワトロアンカーで名をあげてる剣士ですか?」
アールセキンがヴィセルスに向かって走りながら言う。
しかしヴィセルスはアールセキンの攻撃をかわす。
「別に自分から名をあげたつもりはない」
「さすがはヴィセルスさん。よくよけましたね」
少し笑みを浮かべるアールセキン。
見方を変えると少し怖い笑い方だ。
「ですが次はよけれますかね?」
「もういいだろうが。俺と君は戦う意味がない」
ヴィセルスがイラだたしい表情をする。
「意味がなかったらやってはいけないなんて法律はないですよ」
そう言ってまた走り出そうとするアールセキン・・・だったが。
「はいはい、そこまで」
「来たのかルーティンよ」
「ったりめーだよ。お前が遅いからなんなのかと思ってコイツと来たんだよ」
「どうもです」
ラスファーがそれなりの言葉をくちにする。
「勝負に割りこんでくるんですかあなた達は・・・」
アールセキンが微妙な表情でルーティンとラスファーを見る。
「ですが私は攻撃をやめる気はありませんよ」
そう言って手刀をかまえるアールセキン。
「行きますよ!」
「あ、やめてください!」
攻撃をしかけようとするアールセキンを
止めにかかるラスファー。
「何をするのです?離してください」
ラスファーはアールセキンの両腕をつかんで動かせないようにしている状態である。
そのラスファーに対してアールセキンは・・・・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
なんか書くのが下手になっちゃってます(><)
上手くなるのは遅いのに下手になるのは早いですねえ(^^;

脱出成功 投稿者:ルフィー(神永 緒忍) 投稿日:2001/11/05(Mon) 08:13

 ムサシが行ってしまった後、まだ動きつづけているフィエンドから如何にして脱出
するべきかを考えていたルフィー達であったが、それは意外な形で終わりを迎えた。
フィエンドが止まったのである。
「またいつ動き出すかもしれません、事を急ぐべきですぞ、ルフィー殿」
「そうですね。」
「さあ、みなさん。早く脱出するわよ。」
こうして、ルフィー達は何とかフィエンドからの脱出に成功した。
「一時はどうなることかと思いましたが、全員で脱出できてよかったです。」
「そうね、ルフィー。でも、あれ、何?」
そういうセピアの目の前では、アールセキン達の口論が続いていた。

=======================================
 本当に久しぶりになってしまいました。ムサシ以外は脱出できました。

その行為は私の美学に反しますねえ(爆) 投稿者:アールセキン(宗一郎) 投稿日:2001/11/09(Fri) 00:36

「よろしいですか?戦いとは、本来、互いを認め合う二つの戦士が自己と相手、そして戦うという行為以外には何一つ存在しない世界で、自らの本質をぶつけ合う行為を指します」
 アールセキンがとつとつと語る中、一同は彼の前に正座させられていた。
「なぜ、こんな目に」
「うう、僕たち関係ないのに」
既に、15分以上の時が経過し、三人の足の痺れは限界に到達しようとしていた。
「はい、そこ。いま私の言った言葉を復唱してください」
「え?あ、えっと……ん〜」
「やれやれ、ちゃんと聞いていなかったようですね」
 アールセキンが意地の悪い笑みを浮かべ、ラスファーの顔を覗き込む。ラスファーは怯えからか、必死で縮こまるのみだ。
「仕方ありません。では、もう一度最初から説明いたしましょう」
 アールセキンは(悪質な)喜びに満ち溢れた声で再び同じ話を繰り返し始めた。

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うん、無茶だねえ。ギャグだねえ。
まあ、ありでしょう

5式戦車 投稿者:中島上等兵 投稿日:2001/12/07(Fri) 22:19

「しかし、ここに留まる理由もありませんね」
どうしようかと話し合う中、結論として導き出されたのは、るフィーのその言葉であった。
「うむ。それでは、まず皆、跨上していただこう」
上等兵が戦車の上に上るように皆を促す。
重厚な金属音を立てて5式戦車が走り出す。

「再び説明いたしましょう。戦いとは? を私は説明しているのですよ…」
自らの言葉に陶酔しきっているアールセキンの背後に5式戦車が迫っているのを、ラスファーが目視した。
「あの・・・後ろに」
「そうです。戦いの中には後方よりの攻撃も有効という考え方もありますが…」
「そうじゃなくて、うしろ」
「この私の話す言葉に異議を申されるとでも?」

戦車が一時停車し、上等兵が着剣した38式歩兵銃をもって駆け下りてきた。

http://members.goo.ne.jp/home/yanagi-tec/


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