ヘル、改心? 投稿者:ヘル&ライザ 投稿日:2001/06/01(Fri) 23:38

「ほら、あなたこそ昔話はそのくらいにしないと・・・。」
「ああ、わかっている。」
 ブラックとの会話が丁度良く途切れたので、ヘルはガル達の方へ向き直った。
「先程は失礼したな。こういうわけで、俺とこのブラックは一度パーティーを組んだことのある仲だ、ということだ。」
 失礼したなの台詞を聞いて、ガル達三人ばかりかブラック、それにライザまでが目を丸くした。
「失礼したな?だと?」「ごほごほ」
 仲間たちの反応には見向きもせず、ヘルは喋り続けた。
「さて、物は相談なのだが、ここで出会ったのも何かの縁。邪魔でなければブラック共々しばらく一緒に行動するというのはどうだ?多少なりとも戦力にはなるつもりだが」
 突然の申し出に、三人は顔を見合わせた。
「う〜ん・・・そやなぁ・・・」

おひさ☆ 投稿者:死に掛けクリス(風邪ひいてるRUNA) 投稿日:2001/06/03(Sun) 13:00

 4人が集まった瞬間。真っ白だった空間に変化がおきた。クリスたちは一様に軽い目眩を感じると、次の瞬間にはまったく別の部屋が目の前に広がっていた。そこは縦に長い、格納庫のような場所で、それぞれの壁には20mを越す高さの窪みがいくつもあいていた。窪みの上には、『OK』と書かれた赤い標識があり、そのわずかな光に照らされて、窪みを閉めている巨大な扉があった。15mの巨人が出入りするには十分な程の扉である。
(まさか、ね・・・)
 クリスはげんなりした顔で、その光景を眺めた。
「お、お前さんは・・・」
「・・・どなたでしたっけ?」
「ん・・・?」
「ぽー・・・(アレクに見とれてる)」
 列車に乗って、すぐにここに通された一行−ムサシ・ルフィー・アレク・セレネ−が、通路の真ん中に突っ立っていた。
「あ!ムサシさん!ルフィーさん!」
 ラスファーが見知った顔を見つけて駆け出していった。

「・・・・というワケだったんです」
 嬉しかったのか、いつもはおとなしいラスファーは、頬を上気させてこれまでの事を説明し終えた。
「・・・終わった、か・・・」
「・・・そーねー・・・」
 ムサシとクリスが疲れた顔で呟いた。その後ろでは、ヴィルセルスやルーティンが倒れており、ルフィーやアレク、セレネもぐったりしている。
 ラスファーの説明は、実に、3時間にも及んだ・・・。
「と、ところで、このラウンドの説明は聞いたか?」
 仕切り直すように、ムサシが尋ねると、クリスは片手をぱたぱたと振って
「まーだー」
 と、だるそーな声をだした。
「ここではどんなことをしなくちゃいけないんですか?」
¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥
最後、ラスの台詞ね。
んと、久しぶりっすぅ!今、次のイベントなににするか考えちゅー。みんなはなにかありますか?
今考えてるのは
1、戦隊物。定石通りに敵を倒して、カッコ良く決めれば、それに見合った点数が入る。これはお芝居のようなもので、ト書きまで用意されている(笑)ボスを倒してポーズを決めたら、自動的に終了。なお、他の4人パーティがいる場合、全部のお芝居が終わった後、『どっちが本物か?』を、判定。判定基準は、『どこまでヒーローになりきっているか』

2、シューティング
 全長15m前後の飛行機だか、巨大ロボットに乗って、飛んでくる敵を倒す。純粋に、得点=ポイントで、自分の仲間を倒すと大幅なポイントダウンで、他のパーティーを倒すとポイントアップ。撃墜されたか、もしくはボスを倒した時点で終了。ボムやパワーアップアイテムがあり、自分で魔法を使っても可。また、上空と地上どちらにも敵キャラが出てくるため、格闘系の地上用のやつもある。えーい、変形も可能かぁ(笑)すべての動作は20倍に拡大されるので、格闘はスピードやパワーが増え、魔法は威力や範囲やエフェクトが増える。

同じような感じ・・・でもないかもなぁ・・・どうでしょ?

誰にも止める事などできはしないのだ 投稿者:アールセキン(宗一郎) 投稿日:2001/06/06(Wed) 01:21

「さて、今からなにしてあそぶ?」
「それは、鬼ごっこがよろしいかと」
アピアの台詞を受ける形で、いきなり背後から声が入った。
「って、アールセキン!!」
振り向くとそこには、壁面に垂直に立っているアールセキンの姿があった。あいかわらず、奇妙な登場の仕方だ。
「あんた、いきなり人の背後に」
「ははは、細かいことは気にしてはなりません。それよりもアピア様、背後の不審な影が」
「そんな子供だましの罠に引っかかると思ってるの?」
そう言って、後ろを指差すアールセキンを、アピアは鼻で笑った。
「ですが、その一瞬の油断が隙を生むのです」
そう言ったアールセキンの小脇にはいつのまにかマイナが抱きこまれている。
「くっ、相変わらず人外な駆動スピードね」
「ふふ、唯一の取り柄でして。やられたままで、逃げ帰ったのでは裏紳士の名が廃りますので」
「ちっ、そう簡単にはいかないわよ」
詠唱とともに放たれるショットガンのような魔法弾をアールセキンはことごとくハンカチで跳ね除ける。
「ふっ、復活した手のこの私を止めることなど、誰にもできはしないのですよ」
「ちっ」
アールセキンの余裕たっぷりな表情にアピアは悔しそうに歯噛みをする。
「それではマイナ様は参りましょうか?」
と、アールセキンの姿がゆっくりと虚空に消えてゆく。
「ちょ・ちょっと待ちなさいよ」
慌てて、アールセキンの袖をつかもうと伸ばしたアピアの指をすり抜けるように二人は消えていった。
ただ、アールセキンの高笑いだけを残して。
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ちょっと待て、もうすでに何者どころの騒ぎではないぞ、こいつ。
いいのかな?こんな化け物じみた書き込み?

あまいな 投稿者:アピア=ランス 投稿日:2001/06/06(Wed) 01:32

 アールセキンが消えた場所を見つめ、そのまま凍りつくアピア。
 その表情は次第に綻び、笑い声が漏れる。
「あー、単純だと楽でいいわ……ね、マイナ?」
「ん?よんだぁ?」
 アピアの後ろでお菓子を食べていたマイナは、話しながらも口を止めずにアピアを見上げる。
「ううん、なんでもないわ。ちょっと偽者君がアールセキンと遊びに行っただけだから、気にしないでね」
「うん♪」
 まるっきり事態を飲み込めていないマイナは、それでも嬉しそうにうなづいた。
「さて……あのばかに邪魔されないようにっと……」
アピアは呪文を唱えると、マイナともどもどこかへと飛んでいった。
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マイナの科白を書かなかったのが運の尽き!
マイナはもらったわぁ!!

どっちが本物だ? 投稿者:中島上等兵(柳すなわちグル) 投稿日:2001/06/06(Wed) 22:50

フリーズに乗って、セピアと中島上等兵はマイナとアピアの後を
追っている。
ビットは火は吹くわ、上等兵は38式歩兵銃を乱射するわで大
騒ぎではあるが。
その、フリーズの横をアールセキンがすれ違っていった。
「む? 今、アールセキン殿とすれ違った気がしたが…」
「そう?」だんだん中島上等兵に対して、口調が砕けてきたセ
ピア。
「ともあれ、アピアとやらの居所を抑えねば」
「そうね。急ぎましょう」

しかし、セピアと上等兵は、本来アピア達がいた地点とは全く
間違った方角へ飛んでいた。
が、怪我の功名というものであろうか、既に移動していたアピ
ア達を捕捉。
(あれ? マイナ一人しかいないぞ? 二人いて一人偽のはず
なんだがなぁ)

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何故か変なところに到達したシリン達 投稿者:シリン=ダー(みねの) 投稿日:2001/06/14(Thu) 23:42

「うみゅぅぅぅぅぅぅぅ!!!(ドップラー効果)」
シリンを小脇に抱えたロッキーは、何やらよくわからないところを疾走していた。

キキキキィィィィィィィッ!!

突然、ロッキーが急ブレーキをかけた。強烈な擦過音と共に、床と足の裏による摩擦熱によるものなのか煙が発生した。
「ナカジマ君を見失っちゃったのよぉ〜ん!?」
「ロッキーさ〜ん、タイツの足の裏が破けてますぅ」
会話はかみ合っていないが、とにかく、二人とも自分たちが今射るところが、何だかよく判らない場所であることは認識したようだった。
「うみゅう、ここ、どこなんでしょぉか?」

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隣の天使 投稿者:ガル 投稿日:2001/06/15(Fri) 01:16

「う〜ん・・・そやなぁ・・・」
いきなり現れ、せっかく捕獲したケルベロス(商品)を仲間だからと解放してしまった胡散臭い賢者(自称)一行。さらに、これも何かの縁だからとパーティーを組まないかと誘いを受けてしまったガル。
すでにシリン達ともパーティーを組み、今その帰りを待っているガルは、当然申し出を断るのが当然なのだが…
『確証はあらへんけどこいつは賢者や言うてるし。もしほんまにそうやったら、これはチャンスやで』
狼頭の悪魔が、彼の耳元でささやいた。
『賢者といえば無く子も黙る、上級職の中の上級職や。当然珍しいアプリをぎょうさん溜め込んでるはず。それで無くとも、今よりもっとレベルの高いダンジョンに挑戦することかて可能や。そないなれば、さらにレア度の高いお宝を手に入れることかて。この話、儲けはあっても損はあらへんでー、旦那♪』
「まー…、これも何かの縁や!ちょうど暇してたし、よろしゅう頼むわ!!」
そう言って、力任せにヘルの肩をバシバシ叩くガル。
ガルの肩に腰をおろした悪魔は、同僚の天使を登場させぬまま一気にガルの心を陥落させたのだった。
「んで、お前らはどうすんねん?」

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もうやめときます。小説じゃね〜(−−;;
最後のは、ステフ&ジオに向けたものっす。

頭脳派のイベントも入れないとダメだった・・・ 投稿者:ラスファー(砂時計) 投稿日:2001/06/16(Sat) 00:37

『それでは・・・そこの少年の説明が終わったようなので今度は俺が説明しましょう・・・』
ラスファーの説明が終わったのを見計らって男の声が入ってくる。
『ここではずばり!皆さんにパズルを完成させていただきます!』
「ぱずるー?」
皆の声がそろう。
『ええ。詳しく説明しましょう。まず、この部屋の出口を出ますと迷路みたいな感じになっております。その迷路のどこかにパズルのピースが複数ずつで隠されております』
「パズルはなんピースなんですか?」
『パズルのピースはずばり200ピース!』
「ええ!?」
ラスファー以外の全員が驚く。
「200なんですか?」
その驚いてないラスファーは普通に答える。200ピースはどうやらラスファーにとっては簡単に思うらしい。
「でも他のチームがいたらどうするんだ?」
『はいそこです!実はそんな事が必ずあると思いましたのでパズルを複数用意してあります!ですからピースを2つ見つけたとしてもそのピースがちがうパズルのものなら意味がないのです!』
「うわぁ・・・きつそう・・・・!」
ルーティンが疲れた声を出す。
「ま、いいんじゃない・・・・?気楽にやれば・・・」
『それでは始めましょう。スタートです!』
男がそう言うと、部屋の出口のドアがゆっくりと開いた。
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ラスファー3時間も何を説明することがあったんでしょう・・?

どこいったのよ! 投稿者:小畑幸子(グルタミン即ち柳) 投稿日:2001/06/18(Mon) 22:55

アルクらを見失い、幸子は怒りに打ち震えていた。
「何でみんな私の話を聞かないのよ!」
その怒りを原動力に、赤いママチャリで爆走。
幸子はママチャリに乗るとパワーがさらにアップする。
そこへ、変な生き物が登場。
「プリングルス! プリングルス! プリングルスゥゥゥ!」
コーラの空きビンが幸子に投げつけられた。
無論、投げつけられたというよりは、投げ捨てられた缶が幸子
を直撃しただけなのだが、幸子は投げつけられたと即断。
「誰よ!」
「プリングルス!」
続いて食べかけのプリングルスが飛んでくる。
あわてて避ける幸子。
幸子はゆであづきを取り出すと、声のする方へ投げつけた。
そこへ、怒りのこもった声でゆであづきまみれになって立ち
あがったロッキー。
ロッキーはすさまじい勢いで幸子に走りよると素手で殴りか
かった。あわてて買い物袋でガードする幸子。
「何なのよ〜(怒)!」
「プリングルス!(怒)」
「ロッキーさん、喧嘩はやめましょうよぅ」とシリン。
「プリングルスゥゥゥ!」コーラのペットボトルを振り回しつ
つ殴りかかるロッキー。
「やめてくださぃぃ〜」悲鳴をあげるシリン。
幸子の買い物袋がとうとう破れ、598Gの値札に、「表示価
格より半額」と値引きされたイクラが落ちた。
「わぁ、イクラ丼ですかぁ?」と闘いあう二人を傍目に、喜ぶ
シリン。
ロッキーは、「オウヨ! プリングルス!」と言っている。
「プリングルスじゃないですぅ。イクラですぅ〜」
「何なのよあんたたちぃ! そのイクラ私のよぉぉぉ!」
「プリングルス! プリングルス!」

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最近ぜんぜん書きこみないですね 投稿者:ラスファー(砂時計) 投稿日:2001/06/23(Sat) 23:07

『ここからは、また以前の組み合わせに戻ってください。それでパズルのピースを探してもらいます』
男の声が白い空間に響きわたる。それを聞きながら出口から部屋を後にする一行。
「さて・・・・迷路か・・・・」
ルーティンがのびをしながら言う。ラスファーは先ほど起きたので少々あくびをしている。
「さてルーティン、どの道を選ぼう?」
「別にどこでもいいんじゃねぇか?どうせどこ行こうがピース見つけないといけないんだし」
そう言いながらルーティンは適当に道を選んだらしく、1本の道の中に姿を消す。それを追いかけるヴィセルス。
「じゃあ私達もとりあえず行きましょ?」
クリスがラスファーに呼びかけて道を適当に選んで歩み出す。
しかしラスファーは動かずにとまっている。
「どうしたの〜・・・・?」
またつかれた声をだすクリス。
「こう言う事になると人ってよく左に行くんですよね・・・」
「・・・」
(またなんか始まった・・・)
クリスは心の中でそう思った。しかしよく自分の足を見ると確かに左へ向いていた。
「この場合左の方の道にはきっと困難なことが待ちうけてるはずですからまずは楽なほうの右へ行きましょう」
「はいはい・・・」
ラスファーはそう言いながら右のほうの道を1本選んで進んでいく。その後をクリスが追っていった。
『さてさて、面白い事になって来ましたね』
アナウンスの男が誰にも聞こえない声で言った。

その時彼が見たものは!! 投稿者:シリン=ダー(みねの) 投稿日:2001/06/24(Sun) 03:01

 ラスファーとクリスが、「右の道」を進んでいる最中のことである。
「……クリスさん、何か声がしませんか?」
「そうねぇ。なんかオバさんが怒鳴ってるって感じだけど」
「それだけじゃないです、なんだか『プリングルス』って声も……」
 ちょうどその時、二人は新たな分岐点にさしかかった。と、なんとそのT字の左側の方に、奇妙な三人組がいたのである!
「プリングルス!プリングルス!」
「ちょっとあんた、イクラから手をはなしなさいよ!」
「うみゅう〜。御飯ほしいなぁ、いくら丼の」
「し、シリンさん、一体何をしてるんですか!?」
 ラスファーは、一瞬目の前が真っ暗になったと錯覚した。

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第一ステージ、残りもの集合。 投稿者:マイナリス=グリム(みゅーく) 投稿日:2001/06/24(Sun) 04:43

「あら、追って来たのね。」
「当然だ。『偽者』という存在自体が不快な輩を、放っておくわけにいくまい。」
「残念ながら、『偽者』はアールセキンが持ってっちゃったわよ。」
憮然とした表情で言う上等兵に、アピアが状況を説明する。
「……なら、こっちはホンモノなのね?」
「ええ、私の愛情にかけて(はぁと)」
「……そうか。」
何か突っ込みたそうな上等兵だったが、アピアの夢見る瞳を見て、諦めたようだった。
「――で、これからどうする?」
「ナンパは進んでるの?」
「それが、全くと言って良いほど。」
「ふむ。」
溜息混じりに言うセピアに、アピアは考え込むような仕草で、呟いた。
「……どうでも良いが、その姿では、それは似合わんぞ。」
「ほっといて。」
「あう♪」
アピアに抱きしめられているマイナは、お菓子を食べるのはさすがに飽きたのか、
セピアについてきていたビットを抱きしめている。
この変に似合っている姿に、セピアは思わず苦笑した。

と、その時、道の向こうからどこかで見たような怪しげな宣教師がふらふらと現れた。

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とりあえず、合流。
次の書き込みで、まとめて第二ステージに行こうと思ってます。
もしまだ何か第一ステージで行動したいとか、自分達で第二ステージに進むとか
ありましたら、アンスクの方に書き込んでください。
>上等兵&セピア、サナリ&アレイク

(−−; 投稿者:ラスファー(砂時計) 投稿日:2001/06/24(Sun) 21:46

「あ、ラスファーさぁん」
「・・・なん・・・で・・・」
あまりにもビックリしすぎてよろけて倒れそうになるラスファー。それを支えるクリス。
「・・・で、この人達はラスちゃんの知り合いなの?」
「うみゅ?ラスファーさん、誰ですかこのおねぇさん?」
「えっと・・・クリスさんと・・・言う人です・・・」
自分のおでこに手をあてて説明するラスファー。
――と、ラスファーは顔色をいきなり変えた。
「あ、あなたは・・・!!?」
ラスファーはロッキーを指差して驚いた。どうやら海戦での偽者ロッキーと勘違いしているようだ。
「海戦をめちゃくちゃにしたあの人じゃ・・!?」
「プリングルス!?」
「ちょっと、なんなのアンタ達!?私を無視!?」
大仏パーマのおばさんがどなる。
「うっさいわねぇ。怒鳴らなくてもいいじゃない」
クリスがそのおばさんに少しイラ立ち気味で言う。
「あぁ!?誰に口聞いてんだい!?」
「だから怒鳴るなっつったでしょ!?」
「ほえぇ?皆さんどうしたんですかぁ?」
いろいろと大変な事になった一行・・・・。
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今思ったらクリスと小畑のやりとりを見ていると
ワンピース(漫画)のMr,2とミス・メリークリスマスのやりとり思い出してしまいました(^^;

おそらく、最も普通にパズルをしている方々 投稿者:アールセキン(宗一郎) 投稿日:2001/06/29(Fri) 00:43

「これは、ここかな?」
言いながら、レスは手のひらのパズルをはめ込む。先ほどから、彼は寸分の狂いもなくパズルを組み立てていた。
「ほう、うまいですね」
「ええ、形状の細かい差異を記憶するぐらいなら簡単にできますから」
「なるほど、容姿はそっくりですが性格はまるっきり違いますね」
アールセキンの言葉に、レスが微笑む。
「お嫌ですか?」
「いえ、賢い少年も嫌いではありませんよ」
レスの笑顔にアールセキンも微笑み返す。
傍目にはバグとハッカーの会話とは思えないような和やかさだ。
「さて、私も手伝いましょうか?」
今まで、後ろから眺めているだけだったアールセキンもスーツの腕をまくってレスの横にかがみこんだ。
「にしても他の方々は、まだ組み立ててさえいないんですね」
「いや、普通はあなたみたいなスピードで同じ種類のパズルをかき集めるなんてできませんからね」
「ははは、たいした事をしてるつもりはないんですが。っと、このピースはここですね」
「なんか、一番に終わりそうですね。あ、これは真ん中の人の目ですね」
「ええ、このペースなら確実でしょう。う〜ん、背景は難しいですね。このあたりですかね?」
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恐るべき地味さですね。

気を取り直してナンパ再開 投稿者:クトファー(凰☆殷雷華) 投稿日:2001/06/29(Fri) 01:18

「さぁ〜てとっ!んじゃ、動きますかぁっ♪」
 何故か蛸で腹ごしらえした後、クトファーは何事もなかったように立ち上がって伸びをする。クキがごそごそと道具を片付け終わるのを見届けてから、周りを見回す。
「うっしゃ!ターゲット決定★」
 言うが早いかすでにもうダッシュしている。
「おっ嬢さ〜ん!俺と一緒にお茶でもしません?」
 馴れたようにさくさくとナンパしていくクトファーをクキが遠くで見ている。
「元気だなぁ、あの人」
 明らかにうんざりとしたような呟きだったが、パートナーとして入ってきてしまったのだからしょうがない。出るまでは一緒に行動しなければならない。
「だいたい、本来のターゲットのウィルスも見失っちゃったしなぁ。さてどうしたものか。。。」
 せっせとナンパにせいを出すクトファーをほっといて、どこへともなくスタスタと歩き出す。
「あれ?あれは……」
 前方に見えてきた一団。その中には見覚えのある緑の帽子の子供がいる。それに、先ほどの女性や神父のような男性等、数人いる。
(これは一応、クトファーさんも呼んでこよう。あのマイナ君が偽物って可能性もあるし)
 一人思案して納得すると、クトファーのところへ戻ってゆく。クトファーのほうは、もうすでに20人を超える女性を引き連れて移動していた。さすがに自信満々で走っていっただけあって、どの女性もポイントが高そうな美人ばかりだ。
「ねぇ、クトファーさん。マイナ君らしき人物を見かけたんだけど」
「んぁ?あのちびすけがどうしたって?」
 さらにまたブロンドの女性に声をかけていたクトファーは、最初の目的など全く頭にないようだ。
(完璧に忘れてるよ、この人。。。誘いに乗った女性たちも、こんなののどこがいいんだろう?)
 心の中で呆れ果ててるクキに気付かず、クトファーは上機嫌でナンパを続けている。
「とりあえずついてきてくださいよ」
 しぶしぶながらクトファーのまんとをつかみ、連れて行こうとするクキ。意図も理解せずついて行くクトファー。さらにその後ろにぞろぞろと続く女性陣。とても奇妙な構図だ。そのとても奇妙な団体は、そのまま見覚えのある一団――マイナ達の所へと近づいていった。

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とりあえず、こんなもんで。
最近納得のいく文章とご無沙汰だなぁ。
誰でもいいので続きよろしく。

http://www.din.or.jp/~k1217/


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