さて、どうする・・・? 投稿者:ブラック(砂時計) 投稿日:2000/12/03(Sun) 07:35

「あう〜♪もっと走って〜♪」
「・・・後でな・・・(−−;」
マイナを背中に乗せて走ってきたブラック。体力も少々尽きている。
「しかし・・・あそこは人が多いな・・・」
「あそこに行こ〜」
マイナが指差した所は人が集中して集まっていた所だった。
(なにかあったのか・・・?)
そう思ってその人だかりへ向かって走って行くブラック。
「あう〜♪」
そのスピードにまた喜ぶマイナであった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
人だかりと言うのはジオが起こした事件で
集まってる人たちです。
つまりブラックは海戦場に来ています。

海戦まんじゅう 投稿者:クキ(宗一郎) 投稿日:2000/12/03(Sun) 20:25

「驚異です!!!このクワトロアンカー海戦場、始まって以来の驚異であります」
やたらとテンションの高いアナウンサーの大声が会場内に響き渡っていた。
「現在、無名の挑戦者『クッキー・チョコチップ』選手の破竹の8連勝。ですが、ただの8連勝ではありません!!!」
アナウンスのテンションはさらに上昇する。そして、それに伴って会場の熱気も高まっていた。
「こちらのデータによりますと、クッキー選手はLv32の召喚術師。身体能力はそう高くありません。ところが、そのクッキー選手が屈強な大男達を次々と倒していっているのです!!!」
ちょうどそのアナウンスと重なるようにして、一斉に歓声があがった。
大型艦同士の間にできた、ちょっとした川ほどの大きさの隙間はブイで3つに分けられている。
観客の歓声はそのうちの一つから聞こえてきたものらしい。
観客達の視線を一身に集め、海面上に2艘の船が浮かんでいる。
一艘には、片手に舵代わりの棍、もう片手に両刃の手斧を下げた禿頭の大男。
そして、もう一艘に乗っているのは棍を両手でしっかりと握り締めた、蒼穹の法衣を着た少年。クッキー・チョコチップだ。
彼は目の前の大男を、ちらりと見上げると退屈そうにため息をついた。
刹那、クキが構えていた棍棒を勢いよく前に突き出す。
男はニヤリと余裕の笑みを浮かべると、上体を逸らしてそれを避け、大きく手斧を振り上げた。
クキは素早く棍を下げると、大男の乗っている船の縁を勢い突いた。
反動でクキの船が後ろに下がり、その目の前を鋭い光を放つ斧の刃が通りすぎた。
攻撃が外れた事と、足場を揺らされた事で、男のバランスがわずかに崩れる。だが、クキはそれを見逃さない。
不安定な足場で必死に踏ん張る男の右足に、クキは思いきり棍を叩きつけた。
堪りかねて、男の体がぐらりと揺れ、その反動で足場の船がひっくり返った。
「勝者 クッキー・チョコチップ!!!」
相変わらず大声なアナウンスによって、会場に再び歓声が巻き起こる。
「はあ。僕、こんなところで何してるんだろ?」
ちょっとした憂さ晴らしのつもりで参加した『海戦』でなぜか9人抜きを達成してしまい、クキはすっかり醒めていた。
勝利のたびに、葵(スレア)や、マイナが観客の中にいないか、視線を向けてみるが、見当たらない。
(いい加減、負けようかな?)
そんな事を考えつつ、次の対戦相手を待っていると、対岸に見なれた姿があった。
(あれ?マイナ君、なんでケルベロスといっしょなんだろ?)
**********************************************************
そんなこんなで、やさぐれて海戦に参加。でも、とりあえず、マイナが見つかってよかったよかった……で、すむのか?

あれーマイナさんだぁ♪ 投稿者:シリン=ダー(みねの) 投稿日:2000/12/03(Sun) 22:51

「ほえぇ、人がいっぱいいますねぇ〜」
 海戦場までムサシ捜しに来ていたシリンは、その場所だけならゼフィロス祭に勝るとも劣らない人混みに感嘆していた。
「海戦って、どんなことするんですか?」
「見ての通りだよ、お嬢ちゃん。選手が一人ずつ船に乗って、互いを海に突き落とすまで戦うんだ。ただし魔法は禁止だから、お嬢ちゃんは参加できないな」
「ぶう〜」
「あ、マスター、あれ!」
 その時、周囲の様子をうかがっていたジンクがクトファー達を呼んだ。
「あ!あれ、マイナじゃないか!?」
「ほんとだぁ!あ、ワンちゃんもいるっ!」
 一人と一匹の姿を見つけると、彼らの方に猛ダッシュをかけた。
「うっ!」
 ブラックは猛然と近づいてくる昨日の娘に気付き逃げようとしたが、彼の背の上に乗っているマイナが、思いっきりブラックの耳を引っ張ったので、痛さのあまり逃げ損ねてしまった。
「な、何をするんだ!」
「シリンのおねぃちゃんだ!」

---------------------------------------------------
マイナとシリン達、合流。クキ先を越される(爆)

http://homepage1.nifty.com/matsubay/


あつまってきたね♪ 投稿者:マイナリス=グリム(みゅーく) 投稿日:2000/12/04(Mon) 04:03

「なんだか、お久しぶりですねぇ」
「あう♪」
微妙にずれた発言に、マイナが嬉そうに反応する。
「よぉ、また会ったな☆」
意地悪そうに言うクトファーに、ブラックは反応すらしない。
昨夜、せっかく皆が寝静まったのを見計らって逃げ出したのに、これでは元のもくあみどころか、
背中の子供の分だけ余計に状況が悪い。
ほとんど面識が無いはずのこの冒険者達は、違和感無くブラックを囲んで雑談している。
――なぜこんな事になったのだろう?
不幸と言うものは、面識も無く向こうから走って来て飛びつくものらしいなと、
ブラックは三つの首でうなだれた。

シリンに抱きつかれ、マイナにぺちぺちと頭を叩かれているブラックを見て、
一番その心情が理解出来るのはジンクだろう――同情の眼差しを向けている。
「――それにしても、マイナ!
だめだろ、あんな危ない事しちゃ!」
「あう?」
ステフの怒った顔にも、今回は反応が鈍い。
ゼフィロスナイフのワープイベントの事を言っているのだが、マイナには理解出来ない。
いや、すでに忘れているのかもしれない。
「…………はぁ、もういい。今度から、どっか行く時は声かけろよ?」
「はぁ〜い♪」
――どこまでこの返事が信用出来るんだろうか。
ジンクは、そう思う。

と、マイナがきょろきょろと辺りを見回しだした。
「お?どうしたおちびちゃん。」
「うぅんとねぇ、さっきからおかしが聞こえるんだけど、どこにあるかわかんないの……」
「――『お菓子が聞こえる』?」
マイナの言葉に、皆が辺りを見まわした。
そんな中、皆に囲まれたおかげで逃げ出せないブラックは、状況の悪化に頭を抱えていた。

******************************************

聞こえたのは、誰かさんのお名前ですね、はい。

海戦参加 投稿者:アルカノスト=ファーレン(みねの) 投稿日:2000/12/06(Wed) 23:45

 とりあえず、ジオの起こした騒ぎのおかげで、アルク達は無事に海戦の受付までたどり着くことが出来た。
「おっ、まだ受付やってるなー。ほら、ラスファー、さっさと
登録しようぜ」
「え、や、やっぱり僕もやるんですか?」
「そうそう、お祭り騒ぎなんだしさ、乗らない方が損だぜ。しかも目立てばお仲間の方からお前のこと見つけてくれるかもしれないしさ」
「私はお二人のことをしっかり応援していますわ!」
「うし、頼むぜ、セレネの姉さん♪」
 魔法・特殊能力は厳禁であるため、ラスファーは観客に回るセレネに解凍アプリの杖を預けて、参加することになった。
 先に名前を書いたアルクの方が早い試合に参加することになった。
「さて!次の試合は八連勝中、負け無し絶好調の『クッキー・チョコチップ』選手と、赤い髪の陽気な青年・『アルカノスト=ファーレン』の勝負であります!」
 自分の名前が呼ばれたとき、思わず観客席に向かって(^^)vサインをする、アルク。それからすぐにクキの方に向き直り、
「おっ、よろしくな〜♪俺、対人戦初めてだから、お手柔らかに頼むよ」
「はい」
 一方、マイナを観客の群の中に見つけ、もう負けようと思っているクキの返事は、どことなく気がないふうである。
「両者!戦闘準備!」
 審判の宣言に、身構えるクキとアルク。
 だがその時、遠方の海域から物凄い勢いで泳いでくる、海パンをはいたモヒカンの姿があった――

http://homepage1.nifty.com/matsubay/


「せっかくだから観戦」がトラブルの素 投稿者:ジオ&ステフ(凰☆殷雷華) 投稿日:2000/12/07(Thu) 23:45

(さてと。そこの会場に行くかな?)
そんなことを考えながら人ごみを掻き分けてジオはなるべく前の方へと移動する。目立ちたがりの奴のことだから、きっと参加しているに違いない、と参加者の方を見るつもりだった。ところが、少し前に、一つひょっこりと人ごみから飛び出した、見覚えのある後ろ頭が見えた。
(いた!)
長年探した相棒を見つけ、嬉しそうに寄っていこうとしたが、最前列にいるため、混雑が激しくて遅々として進まない。さらに、ようやくたどり着いた彼は、横にいる者と仲良く試合の予想などして笑っている相棒に、怒りを覚えた。自分は今までずっと一生懸命さがしていたのに。

「さて!次の試合は八連勝中、負け無し絶好調の『クッキー・チョコチップ』選手と、赤い髪の陽気な青年・『アルカノスト=ファーレン』の勝負であります!」
司会者の言葉に、赤い髪の青年がこちらに向かってVサインを向ける。
「お〜。見ろよ、あれ。あんなちびっ子が8連勝だってさ!」
さも意外そうに話すクトファーに、肩をたたかれたステフは少しむっとしている。
「なぁ、兄貴。マイナが見つかったとはいえ、ほかにもムサシやラスファーを見つけなきゃなんないんだぜ?こんなとこでこんなことしてる場合じゃないと思うんだけど・・・」
「いいじゃないですかぁ。ムサシさんも参加してるかもしれませんよぉ?」
シリンの言葉に頷くクトファーとむくれるステフ。そんなことをよそに、試合は開始の合図を迎える。その時、後ろからクトファーの背中をつつく者がいた。
「んぁ?誰だ?」
クトファーが振り返ろうとした時だった。
「うら!」
声とともにクトファーの体が前にでて、船の縁から飛び出し、そのまま落下する。
「でぇ〜〜〜〜〜〜?!」
「兄貴っ?!」
妙な声を発しながらそのまま落ちていったクトファーは、対戦中の二人の船の間に、見事な水飛沫をあげて着水する。
「あーあ。羽出して飛べば落ちなくてすんだのに・・・」
「ふんっ!ざまぁみろ」
呆れるステフの横で、先ほどと同じ声がした。それを聞いて、ステフはいかにも不機嫌そうな顔で振り返る。
「で?お前は何者なわけ?!」
敵意むき出しのステフの言葉に、彼女と似たような髪の色をした少女が意地の悪そうな笑みを浮かべていた。

************************************************************************************************************
アルクかクキ、クトファー君拾ってあげてね♪
服も羽も濡れて飛べないはずだからッ☆

http://www.din.or.jp/~k1217/


やっと来ました、海戦場 投稿者:ルフィー(神永 緒忍) 投稿日:2000/12/08(Fri) 16:08

 小さな居酒屋で、しばらくくつろいだあと、三人は再び捜索を始めたが、これといった
成果は無かった。町の中にいるとしたら、海戦場以外に考えられない状況であった。しか
し、そこガラスファーの行きそうに無い場所だけあって、三人の間には思い空気が漂って
いた。

「でも、可能性が全く無いわけではないですぞ。一応海戦場に行ってみるのが一番であろ
う。それでもいなかったときのことはあらためてその時に考える事にすればいいではない
か。ルフィー殿、セピア殿。」
「わかりました。中島さん。さあ、ルフィー行くわよ。」
「はい。」

 三人は居酒屋の女将さんに礼を言って、海戦場へと向かった。

「すごいですね。昔来た時にはこんなもの無かったのに。」
「あ、試合場はあそこみたいよ。」

 三人がいるのは、ちょうど会場の一番左側であった。ものすごい人のために三人ともま
だ他のメンバーの存在に気付いていないし、他のメンバーもセピアたちの存在に気付いて
はいなかった。

「ふむふむ。おっ、彼の戦い方は見事であるな。」
「確かに。動きに無駄が無いわね。」
「どうします? 参加してみましょうか? 姉さん、中島さん」
「今は、そんな場合じゃない気もするけど・・・。どうしましょうか?」

セピアが中島にそう尋ねたのと同時に、場内には新たなる試合の開始を告げるアナウンス
がながれた。

「さて!次の試合は八連勝中、負け無し絶好調の『クッキー・チョコチップ』選手と、赤
い髪の陽気な青年・『アルカノスト=ファーレン』の勝負であります!」

--------------------------------------------------------------------------------

  ラスファー発見も時間の問題かな?

http://homepage1.nifty.com/oshino/


海上決戦(?) 投稿者:クキ(宗一郎) 投稿日:2000/12/09(Sat) 00:16

「なんだ、あれ?」
唖然とした様子で、アルクは何かを見つめていた。
二人の船に向かって一直線に突き進んでくる、奇怪な生き物がその視線の先にいる。
「シュノーケル!?」
「ゴーグル!?」
二人はほぼ同時に驚きの声を発した。
それは、二人の前で大きく水飛沫を上げて飛びあがると、美しい青のアーチを生み出した。
「ご機嫌だぜぇぇぇぇぇ!!!!」
奴はさんさんと輝く太陽に向かって吼えた。
二人をそれを見上げながら、呆然とした顔つきで硬直していた。
「なんなんだ、アレは?」
「僕に聞かれたってわかりませんよ」
混乱しきった様子で尋ねてくるアルクに、クキはきっぱりと言った。
「とりあえず、倒すか」
「短絡的ですね。でも、僕も賛成です」
言いながら、クキは持っていた棍を構えた。
一度、着水した『奴』は、再び進路をこちらに向けると凄まじいスピードで突っ込んでくる。
「おりゃああああ」
二人は一斉に、水面下の『奴』に向けて、棍を突き出した。
途端に、先ほどのそれとは比べ物にならないくらい激しい水飛沫が撥ねあがり、辺りを包んだ。
「倒した……かな?」
アルクはやや落ち着いて、周囲を見渡す。『奴』の姿はどこにも見られない。
「甘い!!!!!上だぜぇぇぇ!!!」
その言葉通り、『奴』は上空から降ってきていた。
そして、太陽を背にして、モヒカン頭の怪人物がアルクの乗っている小船に降り立った。
「さあ、勝負だぜぇぇぇ!!!」
「この化け物がああ」
叫びながら、アルクは『奴』頭部に向かって勢いよく棍を振り下ろした。
だが、その棍が当る前に、凄まじい打撃音が響いた。
『奴』とほぼ同じ格好とした(ただしこちらは金色の腹巻をつけている)謎の生き物が、いかにも威力のなさそうなパンチで『奴』をへち倒していた。
「ぱくり撲滅うんどうう〜」
くりくりと踊りながら、『奴』を殴りつづける奇怪な生き物は時々奇声を上げながら、海面を出たり入ったりしている。
「なんだ、お前は?」
混乱の極地に達したアルクは、やっとの思いでそれだけ聞いた。
「うぎょ?ワタシィーはロッキー・メイビアにょろよぅ」
その奇怪な生き物は確かにそう名乗った。

見覚えあるな、この変人(汗) 投稿者:クトファー(凰☆殷雷華) 投稿日:2000/12/10(Sun) 02:00

呆然としているアルクの船が、またもやぐらりと不自然に傾く。見ると船の淵に、びしょびしょに濡れた青年が片肘をかけていたからだった。
「あ〜、ひでぇめにあった」
そう言いながら、水が滴る髪をかきあげ、恨みがましい目でアルクとクキを見上げる。
「そばにいるんだし助けてくれてもいいんじゃねぇの?」
その言葉に、いまだ茫然自失状態のアルクは、やっとこクトファーの横の海のほうを指差した。見れば、なんだか怪しげなものが浮き沈みしている。
「げ。アレは確か……」

************************************************************************************************************
とりあえずフォローのつもり。気に入らなかったら遠慮なくご一報を。
消しますから

http://www.din.or.jp/~k1217/


発見ですかな 投稿者:ラスファー(砂時計) 投稿日:2000/12/10(Sun) 02:18

アルクとクキの試合で事が起きている間に、別の船で試合が始まった。
「さぁ!次の試合は、魔術師の少年『ラスファー』と・・・」
このアナウンスでセピア達が耳を傾けた。
「え!?」
「ラスファーさん!?」
一同が船の上へ目をやると、そこには確かにラスファーの姿があった。
「・・・な、なぜラスファー殿が海戦に・・・?」
驚いてる間にアナウンスが続く。
「このクワトロアンカーでは有名の戦士!
『ヴィセルス=ラノア』の勝負であります!』
ラスファーはおびえて動けもしなかった。
「どうしたんだ・・・?そんなに震えて・・・」
「・・・え・・・!?い、いえ・・・」
まさにヘビに睨まれたカエルである。
「・・・」
すると、ヴィセルスが1歩足を踏み出した。
「・・・!」
ラスファーのアゴから冷や汗が1滴落ちた。
すると、またヴィセルスが1歩足を踏み出す。
時間は少しずつ過ぎて行った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ステフ達はクトファーが落ちたことに気をとられて
アナウンスに気付かなかったと言うわけで。
ヴィセルス=ラノアはただの登場人物です。

いつのまに移動してたんだ(^^; 投稿者:黄鷲全 投稿日:2000/12/10(Sun) 14:14

 ドラゴンの猛り狂った吼え声が、ちっぽけな南海の小島に響き渡る。
 雲一つない青空に、黒い巨体をひるがえして吼えた猛るドラゴンは、まさに破壊の権現といえた。
「のぉヘルよ。ちと近くにいってみんか?」
 黄が目を細めて竜を見ている。
「・・・それも一興か」
 ヘルはこくりと頷くと、少し早足で歩き出した。

 山の頂上についたが、相変わらずドラゴンは島にとどまっていた。
「おや、お主はなにものじゃ?」
 切り立った崖から竜を睨んでいる男に、黄は気軽に声を掛けた。そばには険しい山を上っても、息ひとつ乱していないヘルがいる。
「私は、たまねぎ戦士として名高いオニオンです。ちょっとあのブラックドラゴンを倒そうとしたのですが、ドラゴンの背中にのって、こんなところまで来てしまいまして・・・失礼ですが、そちらは?」
 オニオンと名乗った男、いやたまねぎは、二頭身ではあるがそれなりに緊迫した雰囲気を漂わせて、油断なく竜を見張っている。彼の両手にはブロードソードが二本、握られており、鋭い切っ先が陽光にきらりと光っていた。
「ワシか?ワシはしがない武道家の黄鷲全というものじゃ。んで、こっちの暗いのが相棒のヘルじゃ」
「ふん」
 黄とヘルがそれぞれのやり方で自己紹介をしていると
「はっ!来ました!ここは私にまかせて!」
 ドラゴンが雄叫びをあげて突っ込んできた。
 大きくあいた口から、鋭い牙がずらりと並び、金色の両目は激情にぎらぎらと光っている。
 オニオンは颯爽と宙を舞うと、両手のブロードソードを目にも止まらぬ勢いで竜の鱗に叩きつける。
「やいやいやいやいやぁー!」
 右手で9回殴ったあと、左手で9回殴る。なかなか剣のLVが高いようだ。
 オニオンは叩きつけた反動でさらに宙を舞うと、身軽に地面に降り立った。
「みたか!私のF○ぱわー!・・・むむむ」
 勝ち誇るオニオンは、ドラゴンを省みると眉根にしわを寄せた。見ると、ドラゴンは剣がヒットしたところをぽりぽりと掻いている。
「くっそー!」
 口惜しがるオニオンに、ドラゴンは口の端を歪めて笑みを送ると、口を開いた。
「ゴォォォォォォォオオ!!」
 鼓膜が破れんばかりの大音響。
「やばいぞ、ヘル」
 ドラゴンの攻撃に危ないものを感じて、ヘルと黄がひらりとその場を離脱したとき。
 ドラゴンの叫びがふっと可聴領域を越え、山の頂上に破壊音波を叩きつけた。
・・・・・・・・!!!!
 耳を聾するその攻撃が命中したとき、黄とヘルはドラゴンの鱗の一枚に、からくもぶら下がっていた。
 ドラゴンは、山の頂上にたまねぎが一個転がっているのを満足そうに見ると、山の頂上をゆっくりと回って、何事もなかったかのように、飛び去った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
久々のワーニン(^^;迷惑かけました。
ああ、早く家のパソコン直らないかなー、不便だなー
そうそう、この後ドラゴンは、クワトロアンカーに

疲れるレディ。 投稿者:サナリ<みやび> 投稿日:2000/12/14(Thu) 02:12

「ふぅ・・・む・・。」
「おはようございます、サナリ様。」
クワトロアンカーでの朝。
「・・・・・アル殿・・・。」
部屋の居心地は良い、ベッドも申し分ない。
しかし、寝覚めにはアル殿のモーニングコール・・・。
「ん?私の顔に何か付いていますか?」
「・・・お主の部屋は隣じゃろう・・・。」
「いえいえ、御心配なく。苦ではありませんから。」
「そういう意味ではなくての・・・・。」
「・・その様子では昨日もなかなか寝付けなかったようですね・・。いけませんよ、お身体は大事にしなくては、せっかくの美貌が台無しになってしまいます。」
「び・・・美貌・・・。」
逆に心配されてしまった・・。
「それはそうと、サナリ様、朝食の用意が調っておりますよ、冷めないうちにどうぞ。」
「ん・・・ふむ・・そ、そうか・・・。」
いつもこの調子なのだが、今日ものぞ〜っとベットを降りる儂。

「ごちそうさまでした・・・。」
食べ終わった朝食を前に手を合わせる儂。
「おそまつさまです。」
手早く食器を下げるアル殿は、実に手慣れた様子。相当の場数を踏んでいると見える・・・、まぁ・・そのようなことはどうでもいいのだが・・。
「さて、サナリ様、今日は良い日和ですし買い物には最適かと私は思うのですが・・・。」
肘までまくっていたシャツをそっと戻すアル殿。
「買い物・・・?」
「どうでしょう、私と一緒に出掛けてみませんか?」
「・・・・・いや、結構。」
「おぉ、これは意外ですね。」
表情は変わらずのアル殿。
「今は欲しいモノはないのじゃ、せっかくのお誘いだが・・。」
「うーむ・・それでしたら困りましたね・・・。」
「・・・只の買い物じゃろう・・・?何が困るのじゃ?」
「あ、私の経験では、女性とはこの様な大都市には実に敏感だと記憶していたモノですから・・・。なるほど、実に意外です・・・まさか、貴女が・・・ほぉ・・。」
実にいやらしい顔でアル殿は儂を見る。
「・・・急に欲しいモノができた。儂としたことが・・すっかり忘れていた・・。」
ガタッとイスから立ち上がる儂。
「それはそれは、なによりですね^^」
ニコリと顔を緩めるアル殿。
(・・・・・・・・。)
その横で儂は無言で支度を整えた。

「さて・・・着きましたね。」
買い物に出掛けるというのは何も街の中の大通りということでは無かった・・。
「アル殿・・・買い物ではなかったのかの・・・?」
「何をおっしゃいます、れっきとした買い物ですよ^^」
・・・何故かこちらを向こうとはしないアル殿。
「随分と開けた所に儂等は来たと思うのじゃが・・。」
いつのまにかクワトロアンカーを出ておるし・・・。

山を登り谷を越え、今こうしている場所の眼下には小さな村がぽつんと見えているだけだった。
「あの村にあるのですよ・・・、さて行きましょう。」
アル殿はそういって儂に手を差し出す。
「ん?何故手を?」
「御手間はとらせません。ささ、どうぞ。」
という前に、手を取る前にガシッと掴まれてしまった。
「・・・・アル殿・・?」
「しっかり掴まっていてくださいね。」
「・・・・掴まれておるがの・・しっかりと・・。」
「それは結構です^^」

ビョーーーーーーーン!!
眼下にあった村がどんどん近づいてくる。
儂等の立っていた場所からアル殿は飛び降りたのだった。
「着陸の際は、決しておたちにならないで下さいね。」
「いや、儂はむしろ吊られておる状態じゃがな・・・。」
「タッチダウン。」
スターーン!
見事に着地に成功する2人。
「ご搭乗誠に有り難うございます。お降りの際は・・」
「アル殿。」
「何でしょう?」
「さっきから何を言っておるんじゃ・・・・^^:」
「少しでも臨場感を出そうという私の配慮ですが、お気に召しませんでしたか?」
「・・・・・気を遣わせてしまってかたじけないな。本当に・・。」
「いえいえ、別に苦ではありませんので。」
ニヤリと笑うアル殿。
「時に、アル殿。」
「何でしょう?」
「残念じゃが・・儂は動けなくなってしまった。」
「おや?」
「着地の際足が痺れて、ちょっとした刺激でとてもじゃないが正気ではおれん。アル殿、すまぬが先に行っていてはくれぬか?」
「困りましたねぇ・・ですが、御安心下さい。そのような事にも対応できるようなケアは万全に整っておりますよ。」
アル殿は儂に近づき、敏感(強調)な足へと目をやった。
「これは・・酷い。」
目を細めるアル殿。
「ふふ・・・儂ともあろうモノが・・情けない、今の儂は小石一つで沈んでしまうだろう・・・。」
ビンビンと足が反応する。
「百聞は一見にしかず、試させて貰いましょう。」
「・・!」

スコーン・・・。
「・・くくっ!!」
あまりの衝撃に声もなく儂はのたうち回る。
「大丈夫ですか?しっかりしてください。」
言葉とは裏腹に表情はあかるげなアル殿。
「・・・お・・お主・・・ぬ・・ぐぐっ!」
涙目の儂。
「おや?」
「な・・何じゃ・・。」

スコーン・・・。
「・・・・・!!?」
今の儂の姿は絶対に想像したくない。
「サナリ様、傷は浅いです。どうかしっかり気を持ってください。」
「・・・。」
(その時、奇跡は起こった。)
スックと立ち上がる儂。
「おお・・・これでもう大丈夫ですね。では先を急ぎましょ・・」

メギバギ!
「・・・・痛いですね、いきなり何をなさるんですか?」
「阿呆・・・。」
後ろで痛がるアル殿をおいて、儂は1人先を進む。

スコーン・・・。
「ぐ・・!」
ハッと足を見ると、そこにはトンカチを持ったアル殿がいた。
「止めいというにっ!」
「お遊びはここまでです。」
顔を腫らしているアル殿。
「それはこっちの台詞じゃ・・。」
「サナリ様は、私のサービスがご不満なのですか?」
「これがサービスだというのなら、儂は次からは御免こうむる。」
「刺々しいですねぇ・・・よろしいですか?そもそも・・」
(アル殿はその後、<私の知る淑女>を語る。)
「疲れる・・・・。」
「聞いていらっしゃいますか?」
「・はぁ・・・・聞いておる・・・。」

小さな街に到着する頃には、儂は疲れ切っていた・・。
今からようやく買い物である・・・。
============================
小さな村で買い物をしている時にドラゴンが来てみたり・・。
それにしても、随分長くなってしまいました^^:
許してくださいな>。<

海戦中止 投稿者:アルカノスト=ファーレン(みねの) 投稿日:2000/12/14(Thu) 02:29

「何、鳥の兄さんこいつ知ってるの?」
「ああ、普通、野郎なんか記憶にないんだが、このロッキーって奴はちょっと強烈だからなぁ……」
 ロッキーを見て、苦々しく笑うクトファー。
「確かに、そうですね」
 クキも向こうの船上で素直に同意する。
「ぽーぅ!ロッキー最強ぅぅぅ!パチモンはだめぇ〜んん!!」
 「奴」を叩きのめしたロッキーは、続いてブレイクダンスに入ったようだ。もう、彼を止められる人間はどこにもいない。
 ところが、その一瞬の隙をついて、「奴」が逃げ出した!!
「うぉりゃああああ!死んで堪るかぁぁぁ!!」
 「奴」が突っ込んでいった先は、ラスファーがいるのとは違う、別の会場だ。ロッキーも目にも留まらぬ早さの古式泳法で後を追う。
――数分後、物凄い水柱が立ち、二台の小舟が破壊された。騒然となるギャラリー。そして、「奴」らは、次はラスファーのいる会場に向かった。
「やべー!あっちにはラスファーが!」
 だが、水上では移動もままならない。再び、派手な音と水しぶきが上がった。
『ひ、非常事態です!皆さん速やかに避難してください!本日の海戦は中止です!!』

-------------------------------------
――暴走気味。

http://homepage1.nifty.com/matsubay/


アンディウム 投稿者:アールセキン(宗一郎) 投稿日:2000/12/15(Fri) 02:36

「結局のところ我々は運命の中でもがきあがらいながら、死へと歩んでいくのです」
町の北西にある時計台。その尖塔の頂点にアールセキン達は立っていた。眼下に広がる町の様子はのどかでほのぼのとしている。
「その発言は今の状況と何か関係あるのかの?」
「ははは、さすがはサナリ様。手厳しいお言葉ですね。その突っ込みの鋭さは玄人裸足ですよ」
「何の玄人じゃ?」
「夫婦漫才です」
サナリのこめかみがぴくぴくと引き攣る。だが、反論をするわけにはいかない。
今、サナリはこの尖塔の上でアールセキンに抱えあげられている。この男がちょっと手を離せば、それだけで自分は死んでしまう。
「とりあえず、ここから降ろしてくれんかの?」
「まあ、そう言わずに向こうから、ドラゴンもやってきていることですし」
「ドラゴンごときがどうしたと言うんじゃ?って、ドラゴン!?」
サナリは慌てて、アールセキンが指差している方に視線を向けた。空の遥か彼方に浮かぶ胡麻粒大の点。この位置からではとても、竜には見えない。
だが、それがこちらに近づき、その輪郭がはっきりするに連れ、たしかに竜の姿をしている事がはっきりしだしてきた。
それは、真っ直ぐにアールセキン達がいる村へと向かってきている。
「サナリ様、生竜焼きはお好きですか?」

「警察のきょうばのうち厳しい物は使えない可能性があるから気を着て毛羽ないよ。
(素)それではおやすみあんさい

愛と友情の・・・(古!) 投稿者:黄鷲全&ヘル 投稿日:2000/12/15(Fri) 17:39

「のぉヘルよ。随分遠くまできたのー。いつのまにか海が見えなくなってきとるぞ」
「・・・・」
「おお、山じゃのー。ポセイドンにも陸地があったのかのぉ?」
「・・・・」
「のぉヘルよ・・・」
ー青空を背景に、黄は一人でぶつぶつ呟いていた。隣ではヘルがなにかに耐えるようにして黙っているー
 それまでマイペースにしゃべっていた黄は、ふと口をつぐんだ。
 ヘルがなにごとかと黄を振り向くと・・・

 二人はあのままドラゴンの鱗に捕まり、空中遊泳をしていた。カイザードラゴンはそんな二人にはまったく構わないように、悠々と、だが凄まじい速度で宙を泳いでいく。
 この二人がこうやって呟いていたのは、ドラゴンがある山村の上空に辿り着いたときだった。
 山村の名前は「衛」。山間の小さな村で、一番高い建物は、アールセキンとサナリのいる場所。村の中央広場に建てられた時計塔であり、近くの山の頂上付近には、暇人の魔術師の住む古びた塔だけであった。
 そして、件の二人が不意に口をつぐんだとき。
 カイザードラゴンは村の時計塔に衝突するところだった。

ドゴーーーン!!!
「のぉぉぉぉ!!」
「なにーーーーー!!」
 驚愕の叫びを挙げて耐える二人。
 ぶち壊された塔の破片の中、それでもなお鱗にしがみつく二人であった。
 不意に、その二人の叫び声に気がついたのか、はたまた最初から知っていたのか。
 カイザードラゴンがその長い首を曲げると、きょろりと二人の無様な格好を眺めた。
「・・・・」
 そして、金色の瞳を細めて、口元を歪める。
 それはあたかも微笑んでいるような・・・
「のぉ・・・ワシは今珍しいものを見たのかノー?」
「ふん。知るか」
 必死の格好ながらも、思わず考え込む二人に、静寂の時が
 静寂の時が

 来るわけがなかった

 ドラゴンは急激に上昇し始めると、村から少し離れていた魔術師の塔に身体をこすり付けた。
 火花を散らせて砕け散る無数の岩。
 口から凄まじい咆哮を挙げる竜。
 空中に散華する岩の中には、竜の身体からとうとう振り落とされた二人がいて・・・
 ドラゴンは、咆哮を止めると、その類まれな視力でもって二人を探し出し、ゆっくりと、翼を広げ始めた。
 一枚に見えた翼は、次々と二枚、三枚と展開をとげ、ついに天空をその赤黒き翼で覆ったかに見えたとき。
キュイイイイイイイイイインンン!!!
 甲高い、金属的な竜の咆哮が、あたりを制し、剣のごとき長い牙の間-ゲヘナの暗き合間のごとき-から、一条の光が漏れ出した。
!!!!!!!
 終に音が固体のように、空間を満たしたとき-口から漏れ出る光は、何条もの光線となって見るものの目を潰していた-光の柱が、轟音と共にドラゴンの口中から放たれ、全てを消し飛ばした。
 数秒間の音に満ちた静寂が終わると、その場所には何一つ存在していなかった。
 何一つ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これで、黄鷲全と、ヘルは登録削除になります。
メインキャラの削除ということは・・・黄はいわば墓場の花のようなもので、殉教してもらいました。
なお、カイザードラゴンはあくまでクリーチャーなので、黄やヘルの最後のように、跡形もなくなる、つまりデリートすることはありません。これはあくまで描写ということです。
文章はかなりクソなものですが、まぁ色々考えてこうしました。
なお、私こと、RUNAは別にサイアドをやめるのではございませんので・・・・

<−/トップに戻る/−>